ISC2012速報　山崎18年・白州25年が最高賞受賞

November 7, 2012

11月5日（月）19時（現地時間）、イギリス・ロンドンで「第17回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（以下ISC）2012」の授賞式が行われた。

ISCは英国にて毎年開催される酒類コンペティションである。ウイスキーだけでなくリキュール、各種スピリッツなどカテゴリーは多岐に渡る。本年8月に各部門の金賞までが発表となっており、国内蒸溜所からは数多くの受賞銘柄が並んだ。

5日に行われたのはこれら各カテゴリーの金賞の中から最も優れた製品に送られるカテゴリー最高賞「トロフィー」と、今年１年間における全世界の蒸溜所の総合評価「スペシャルアワード」である。

本年のウイスキー部門の結果は以下の通り。

ウイスキー（スコッチ）部門
インターナショナル・ビバレッジ　ハンキー・バニスター40年
ウィリアム・グランド＆サンズ社　ザ・バルヴェニー　TUN 1401　バッチ2

ウイスキー（その他地域）部門
サントリー　シングルモルトウイスキー「山崎18年」
サントリー　シングルモルトウイスキー「白州25年」

今大会には約350銘柄のウイスキーが出品され、その中で金賞は約50銘柄となった。ウイスキー部門で1メーカーが2つの「トロフィー」を受賞するのはISC17回の歴史の中で初めての快挙。
審査員は「『山崎18年』『白州25年』は今回のエントリー製品の中でも群を抜いていた。サントリーウイスキーの品質の高さは明白」とコメントしている。

また、「スペシャルアワード」結果は以下の通り。
ディスティラー・オブ・ザ・イヤー　サントリー酒類株式会社
エクセレンス・イン・クラフトマンシップ　ハバナクラブ・インターナショナル
アウトスタンディング・コントリビューション　パトリック・リカール
シュプリーム・チャンピオンスピリッツ　ハンキー・バニスター40年

今回サントリー酒類株式会社が受賞した「ディスティラー・オブ・ザ・イヤー」は高品質で多彩な製品を生み出したメーカー（ディスティラー）の中から1社に贈られる極めて栄誉ある賞。今年１番の蒸溜所に日本のメーカーが選ばれたということは非常に喜ばしいことである。

世界でも高い評価を得ているジャパニーズウイスキー。詳細、受賞後のコメントなどは後日改めてご紹介するので、どうぞご期待いただきたい。