ハイボール缶の新機軸「ジムビーム シトラスハイボール缶<グレープフルーツ缶>」発売

July 31, 2015

世界規模でウイスキー市場を拡大している缶入りRTD飲料。ハイボールブームが続く日本でも、この季節にぴったりの爽やかな「ジムビーム シトラスハイボール<グレープフルーツ缶>」が発売された。イメージキャラクターは、おなじみのローラさんである。

左から)ロブ・メイソン氏(ビームサントリーバーボンカテゴリーヴァイスプレジデント)、小泉敦氏(サントリースピリッツ代表取締役社長)、ローラさんの3人が「ジムビームシトラスハイボール缶<グレープフルーツ缶>」を発表した。

ビームサントリー社の設立から1年余り。世界で唯一5大ウイスキーのポートフォリオを有するスピリッツカンパニーとして、同社はウイスキー市場の拡大を図ってきた。日本ではウイスキーの飲用経験が全世代で上昇しており、2015年上半期の売り上げはウイスキー全体で111%、ジムビームも155%と好調を維持。この原因のひとつが、積極的なハイボール訴求の成果であるとサントリースピリッツ代表取締役社長の小泉敦氏は見ている。

定番バーボンのジムビームにも、新しいブランドイメージが定着しつつある。2014年8月には六本木の「JIM BEAM BAR」で「ジムビーム シトラスハイボール」が既存のウイスキーファンとは異なる女性や若年層の心をつかんだ。同年12月よりローラさんを起用したCMを展開し、2015年3月からはジムビームとレモンジーナのユニーク組み合わせを提案。家庭でも楽しめるハイボールの幅を広げた。

今回発売された「ジムビーム シトラスハイボール缶<グレープフルーツ缶>」は、初動で10万ケースの注文があったと小泉氏が明かす。2009年の角ハイボール缶と同規模であり、新しいビッグブランドとなる予感がある。ジムビームの販売目標も、当初の28万ケースから40万ケースに上方修正されている。

 

グローバルに成長するRTD市場

ステージ上で手際よくジムビーム シトラスハイボールを作り、見事にマジックを完成させたたローラさん。

缶入りでそのまま飲める低アルコールのスピリッツ飲料を、酒類業界ではRTD(Ready To Drink)と呼ぶ。このRTD市場は2020年まで拡大を続け、世界中でウイスキーファンの若年化に貢献するものと見られている。ビームサントリー社でバーボンカテゴリーのヴァイスプレジデントを務めるロブ・メイソン氏は、グローバルな視点から日本チームと共に新商品の発売を準備してきた。

現在、世界最大のRTD市場はオーストラリアである。グローバルRTD事業の83%を占める同国で、ジムビームRTDは1.5秒に1パック(6本)というハイペースで販売され、ジムビームを全スピリッツセグメントの王者に押し上げている。RTD商品はヨーロッパやインドなどにも投入され、若い飲酒年齢の消費者にバーボンの魅力を普及中だ。新発売ジムビーム シトラスハイボール」は日米のチームが共同開発した最高のRTDであるとメイソン氏は自信を見せている。

7月28日の発売イベントは、新CMでも活躍しているローラさんが主役。登壇すると「ここからが本番よ、シトラスショータイム!」と流暢な英語を披露。グラスに作ったシトラスハイボールを、一瞬にして今回発売した「ジムビームシトラスハイボール<グレープフルーツ缶>」に変えるというマジックで会場を沸かせた。

3種類のグレープフルーツスピリッツを使用したというハイボールの味は、フレッシュかつフルーティである。もちろんジムビームのリッチな味わいも十分に感じられ、ウイスキー初心者にもバーボンの魅力を伝えられるテイストだ。昨年同様、8月28日~9月27日には期間限定の「JIM BEAM CITRUS HIGHBALL BAR」を六本木ヒルズでオープン。いずれはRTD激戦区のオーストラリアを始めグローバル市場でも同様の商品が展開される予定である。

新発売「ジムビームシトラスハイボール<グレープフルーツ缶>」の詳細、ジムビームのおすすめの飲み方、さらにはローラさんの魅力が満載の最新CM動画『Squeeze』篇(30秒)やWEB限定動画『マジックローラ by JIM BEAM』(60秒)などはこちらから。

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