“風香るハイボール”に出会う秋

September 11, 2015



実りの秋がやってきた。食事もウイスキーも、いっそう美味しく感じられる季節である。新しいサントリーウイスキー「知多」で作った“風香るハイボール”を一足先に味わうため、六本木ヒルズの期間限定ラウンジを訪問する。待っていたのは、和食とウイスキーの新鮮なマリアージュ体験だった。

文:WMJ



9月1日に発売されたサントリーウイスキー「知多」は、愛知県にある知多蒸溜所のグレーンウイスキーのみをブレンドしてつくられたシングルグレーンウイスキーだ。軽やかな味わいとほのかに甘い香りで、他のウイスキーにはないユニークな個性を打ち出している。

その新しい「知多」の美味しさと世界観が体感できる期間限定の店舗が、「知多 風香るラウンジ」である。“風香るハイボール”を中心とした同店オリジナルドリンクをはじめ、ウイスキーと相性抜群のフードメニューが味わえるのだという。

この季節にぴったりのカジュアルな美食体験を求めて、9月10日の開店当日にお店を訪ねる。場所は六本木ヒルズの大屋根プラザだ。見上げる空は高く、吹き抜ける秋の風が心地よい。

“風香るハイボール”の特長は、和食との相性のよさにある。食中酒としてのウイスキーの魅力が、またいっそう広がった。

まずは初体験の「知多 風香るハイボール」(500円)だ。1杯500円とお手頃だが、やはりフードも一緒に楽しみたい。料理3品付きで1,000円のセットをオーダーした。

早速ハイボールを飲んでみる。細やかな泡と一緒に、グラスからふんわりとした樽香がはじける。口に含むとスムーズできめ細やかな甘味。飲みくちは軽やかだが余韻は長く、食欲をそそる味わいだ。

思わずフードに箸が伸びる。3品セットの内容は、卵黄「知多」と醤油漬け、鴨ロース有馬煮からし蜂蜜、生湯葉のミモレット和え。どれも趣向を凝らした酒菜だが、ハイボールとの相性が何よりも印象的だ。生湯葉の繊細な味や、ほんのりとした出汁の風味も引き立てるウイスキーの爽やかな余韻。“風香るハイボール”の、食中酒としての力量がはっきりとわかった。

 

和食とのマッチングが深化する

サントリーが11年ぶりの新ブランドとしてリリースした「知多」のポテンシャルを、ブランドマネージャーの大橋康弘氏は確信している。

「山崎、白州などに続く、新しいサントリーウイスキーのひとつに育てていきたいと考えています。まずは食中酒としてお試しいただき、その風味の特徴に親しんでもらうのが目標です」

上質な食文化の発信に力を入れるサントリーには、グルメ開発本部というユニークな部署がある。今回のドリンクやフードを開発した担当者が、このマリアージュの妙について説明してくれた。

「知多 風香るラウンジ」があるのは、屋外の風を感じられる六本木ヒルズの大屋根プラザ。この季節には嬉しいロケーションだ。

「サントリーウイスキー『知多』は、日本人らしい繊細な味わいが魅力です。グルメ開発部とブレンダーが料理とのマリアージュを議論しながら、豆腐や湯葉のような淡くて繊細な味にもマッチすることに気づいてきました」

ドリンクのチョイスも凡庸ではない。すだちのスライスを添えたり、山椒やきんもくせいの香り付けをした「知多 風香るハイボール」は、さまざまな試行錯誤の末に生まれたフレーバーだ。

「加えた風味は、『知多』本来の香りを生かすための伴奏者。日本ならではの素材で、日本の季節感も表現しました。これからも旬の風を感じさせるハイボールと料理の組み合わせを提案していきますので、どうぞご期待ください」

シルバーウイークには誰かと再訪して、焼きとうもろこしの出汁ジュレ蟹身添え(700円)や、寿司盛り合わせ(800円)も試してみたい。寿司の内容は、穴子の棒鮨と細巻きだという。食欲の秋に遠慮は禁物だ。

「知多 風香るラウンジ」の営業は9月27日(日)まで。初秋に相応しいハイボールとフードで、優雅なマリアージュが体験できるチャンスである。

 

「知多 風香るラウンジ」
場所:六本木ヒルズ 大屋根プラザ

(最寄駅)
東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口 直結
都営地下鉄大江戸線「六本木駅」3出口 徒歩4分

▼営業期間
2015年9月10日(木)~9月27日(日)

▼営業時間
平日 17:00~23:00 (ラストオーダー22:30)
土・日・祝日 12:00~23:00 (ラストオーダー22:30)

 

 

繊細で軽やかなサントリーウイスキー「知多」の商品情報はこちらから。

 

 

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