世界のウイスキー

およそ700種類に及ぶ世界中から集められたウイスキーのテイスティングノートや情報はこちらからご覧いただけます。現在は多くのテイスティングコメントを皆様にお届けするために、バッチ(製造年)違いである同一商品のテイスティングも掲載しておりますので、現在発売されているウイスキーの評価とは限りません。予めご了承ください。

テイスティング

Whisky Magazine ではウイスキー専門家、作家、愛飲家によるテイスティングを毎号開催し、その情報を皆さんにお届けしています。

推奨ボトル

テイスターが判定したポイントの規定によってSilver Recommended(銀賞)もしくは Gold Editors Choice(金賞)が毎号決定します。


ジェームズイーディー オスロスク シングルカスク#8040152008  9年  46.0%

  • 蒸溜所名: オスロスク蒸溜所
  • 地域: スペイサイド
  • ブランド: ジェームズイーディー
  • 価格帯: 26-70
  • 入手可能場所: 全世界
  • 掲載号:146号

ローラ・フォスターSCORE7.1

香り
オイリーで酸味を感じさせる香り。サワーチェリーや未熟な梅の匂いが、整備士のガレージの床に侵入する。カルダモンとクミンがスパイスを加え、明らかなオークの刺激が後半を盛り上げる。
酸っぱい果実とオイルの印象が、味覚でも表現される。自転車のチェーンの舐めているような感じ。オレンジとグレープフルーツの皮や中皮が全体の風味を活気づけ、同時に苦味ももたらす。土っぽい挽いたコーヒーの粉末、海の塩、青っぽいホップが深みと薬味のような刺激を与えている。
フィニッシュ
紙袋入りのトレイルミックスに、あの草木のような薬味のような特徴が加わった後味。それが消散すると、何かサワーミルクのような印象に変化する。
コメント
とても魅力的で惹きつけられるウイスキー。この重層的な複雑さは、冬にぴったりのウイスキーであると私に訴えかけている。長い夜のためにとっておきたい1本。

ロブ・アランソンSCORE7.7

香り
ダンネージ式の貯蔵庫と、アルコールが染み込んだオーク樽。あのシェリー風味のランシオ香がまず感じられ、亜麻仁油や酸っぱい梅のような植物様の香りを引き連れている。力強い木の香りが最後に現れる。
口の中を覆うオイリーな舌触り。あのシェリー風味が支配的で、やがて湿ったコーヒーの粉、柑橘、かすかな塩気などの印象を感じさせる。プレッツェルサラダのような風味。
フィニッシュ
酸っぱい梅と温かなアルコールの感触。
コメント
この酸味が、ハリボーのグミみたいに病みつきになる。舌への刺激で、もう1杯飲みたくなるウイスキー。