世界のウイスキー

およそ700種類に及ぶ世界中から集められたウイスキーのテイスティングノートや情報はこちらからご覧いただけます。現在は多くのテイスティングコメントを皆様にお届けするために、バッチ(製造年)違いである同一商品のテイスティングも掲載しておりますので、現在発売されているウイスキーの評価とは限りません。予めご了承ください。

テイスティング

Whisky Magazine ではウイスキー専門家、作家、愛飲家によるテイスティングを毎号開催し、その情報を皆さんにお届けしています。

推奨ボトル

テイスターが判定したポイントの規定によってSilver Recommended(銀賞)もしくは Gold Editors Choice(金賞)が毎号決定します。


ベリーズ・オウン・セレクション グレントファース 19961996  20年  46.0%

  • 蒸溜所名: グレントファース蒸溜所
  • 地域: スペイサイド
  • ブランド: ベリー・ブラザーズ&ラッド
  • 価格帯: -181
  • 入手可能場所: 全世界

ローラ・フォスターSCORE7.7

香り
クラシックなフルーツケーキの香り。だがそのケーキはチョコレートのブリキ缶で保存されており、トフィー、バニラファッジ、キャラメルなどの香りが移っている。炙ったナッツ、ラズベリー、デーツシロップの匂いも。
見事なまでにしっかりと腰の据わった口当たり。土のような風味とフルーツ風味を同時に感じる。林床とコーヒーの顆粒が、オレンジオイル、レモンオイル、ラズベリー、ナツメヤシなどの風味に混じり合う。トフィーキャンディの甘味が、土っぽい風味とバランスをとる。
フィニッシュ
チョコレートでコーティングしたヘーゼルナッツとパプリカの温かみ。
コメント
クリスマスのチョコレートセットのような悦び。でも年中楽しめる風味のウイスキー。

ロブ・アランソンSCORE7.6

香り
パーキンと、もろく砕けやすいチェダーチーズ。リッチな香りが、かすかなイチジク酢の香りで柔らかな印象になる。その後でトフィー、錠剤、溶けかけた黒糖の匂い。蒸気処理したミルクとコーヒーに、柑橘の香りが少し。
ピートはここに隠れていた。だが盛大なピート風味ではなく、どちらかといえばたっぷりの腐葉土とカンナくずを火に焚べたような感触が強い。古い木製の食器棚のような印象も。溶けたボーンビルチョコレートとホットミルク。
フィニッシュ
余韻はかなり短く、例の葉っぱのような匂いと炙った松の実の感触が残る。
コメント
素晴らしい出来のウイスキー。加水すると柑橘風味が開き、チョコレートのざらついた感触が増す。