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ビールとウイスキーを分けるもの【後半/全2回】
原酒の性格に決定的な影響を与えてしまう原料選びや発酵工程で、リスクの高い実験をするのは勇気がいる。それでも古来の技法を現代に取り入れながら、新しいウイスキーのフレーバーを生み出そうとする人々が増えてきた。原料と発酵をめぐる、ウォッシュの冒険は続く。
【速報】アイコンズ・オブ・ウイスキー2016とホール・オブ・フェイムが決定
ウイスキー業界の功労者を顕彰する「アイコンズ・オブ・ウイスキー2016」と「ホール・オブ・フェイム」が決定した。日本からはニッカウヰスキー余市蒸溜所の西川浩一氏がディスティラリー・マネージャー・オブ・ザ・イヤーを受賞。またサントリー元チーフブレンダーで現在はグラスゴー大学に務める稲富孝一氏が、日本人としては2人目となる殿堂入りを果たした。
【速報】ワールド・ウイスキー・アワード 2016 が決定
ウイスキーの世界的コンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード 2016」が決定した。日本からはサントリー「響21年」が4度目のワールドベスト・ブレンデッドウイスキーに、キリン「富士御殿場蒸溜所シングルグレーンウイスキー AGED 25 YEARS SMALL BATCH」が初のワールドベスト・グレーンウイスキーに輝いている。
ビールとウイスキーを分けるもの【前半/全2回】
麦芽に温水を加えて糖分を引き出した「ワート」に、酵母を投入することで始まるアルコール発酵。できあがった「ウォッシュ」(もろみ)は、ビールの原型でもある。このビールを蒸溜すれば、ウイスキーになるのか? 素朴な疑問から、ウイスキーの歴史が解明されていく。
ハイランドの女王、タリバーディン【後半/全2回】
豪華絢爛な新商品で、スーパープレミアム市場に参入したタリバーディン。ユニークな会員制度も開始し、画期的なブランディングでウイスキー業界を先導している。入門に最適な「ソブリン」と、ハイエンド新商品「1952」のテイスティングノートもご紹介。
フードペアリングの簡単な法則【後半/全2回】
原則を理解すれば、意外にシンプルなウイスキーとフードのペアリング。前回のチーズに引き続き、シーフードとチョコレートにスポットを当てよう。その相乗効果で、ウイスキーの魅力を再発見できること請け合いだ。
ハイランドの女王、タリバーディン【前半/全2回】
20世紀半ばに創設されて以来、ウイスキーの盛衰とともに激動の歴史を歩んできたタリバーディン蒸溜所。5年前よりブルゴーニュの名門ミッシェル・ピカールがオーナーとなり、ユニークなブランディングでファン層を広げている。ガヴィン・スミスによるレポートの前半。
フードペアリングの簡単な法則【前半/全2回】
お酒と食事は、互いの魅力を高めあうすばらしいカップルだ。しかしウイスキーにぴったりの食べ物にはまだ研究の余地がある。フードペアリングのスペシャリスト、セアニーン・サリバンが、とっておきの組み合わせをご紹介する2回シリーズ。前半はおつまみの王者「チーズ」をどうぞ。
バランタインに学ぶブレンディングの芸術
2月16日に発売されたブレンデッドスコッチウイスキー「バランタイン17年 スキャパエディション」とシングルモルトウイスキー「スキャパ スキレン」を比較テイスティングすることで、緻密なブレンディング技術の一端が明らかになる。バランタインの5代目マスターブレンダー、サンディ・ヒスロップ氏が主導したブランドセミナーの驚き。
グレンフィディックの長い旅【後半/全2回】
決して変えてはいけない伝統がある。未来を切り開く革新も必要だ。ブライアン・キンズマン氏は、この2つの価値観を恐れることなく両立させ、現代最高のグレンフィディックを表現する。6代目モルトマスターが思い描く、ウイスキーの未来とは。