ワールド・ビア・アワード2015 「カントリーウィナー」

August 21, 2015

世界のビールを対象としたビアコンペティション、ワールド・ビア・アワード2015(WBA)において、9月の最終結果発表に先立ち、今回新設された「カントリーウィナー」が発表された。

ウイスキーマガジン発行元パラグラフ・パブリッシング社が主催する、世界のビールを対象にしたコンペティションWBA(ワールド・ビア・アワード)。9月の最終結果発表に先立ちこの度、本年より新設された「カントリーウィナー」とメダル受賞銘柄が発表された。

「カントリーウィナー」とは、スタイルごとに基準を満たす銘柄を国別に表彰するものだ。ただし、スタイルへのエントリーが少なければ誰もがウィナーになれるわけではない。基準得点を満たして初めて「カントリーウィナー」が与えられる。同時に、カントリーウィナーの基準値には満たなかったものの、それに準ずる得点を得た銘柄に対して与えられる、「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」があわせて決定された。

日本の「カントリーウィナー 2015」はこちら。

繰り返しになるが、WBAの審査は全てブラインドで行われ、4段階のステージから構成される。ビール業界の評論家・専門家などが審査員となり、あらゆるスタイルのビールを公平・正当に評価するためのシステムをとっている。

すでに最終の第4ステージまで終了しており、残すところ、9月24日の最終結果発表を待つばかり。今回カントリーウィナーを受賞した銘柄がさらにどの栄誉を勝ち取るか、今から楽しみだ。発表される内容は次の通り。

リージョナルベスト・スタイル(アジア・オセアニア、ヨーロッパ、南北アメリカ)
ワールドベスト・スタイル
ワールドベスト・カテゴリー(さらに当該受賞銘柄の中から「ワールドベスト」が選ばれる)

昨年のWBA2014では、残念ながら日本からワールドベスト・カテゴリー入賞ビールは誕生しなかったが、WBA2013では、ワールドベスト・フレーバードビールに「わらび座 田沢湖ビール ラオホ」、ワールドベスト・スタウト&ポーターに「箕面ビール インペリアルスタウト」が輝いている。

WBA本部によれば、今回は前回の2014年を大幅に上回る、1,000を超える銘柄ものエントリーがあったとのこと。ビールが全世界で盛り上がりを見せている中、日本のビールの健闘を祈ろう。

「ワールド・ビア・アワード」詳細(英国本部サイト)は“こちら。

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