ワールド・ウイスキー・アワード2019最終結果
世界各国からエントリーされたウイスキーの中からカテゴリーごとの最高賞を決めるウイスキーのコンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード」の最終結果をご紹介。
「ワールド・ウイスキー・アワード(以下WWA)」は2001年から2年に1度開催していた「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が発展し、2007年より「ワールド・ウイスキー・アワード」として毎年開催をしている他に類を見ないウイスキーのみを対象としたコンペティション。テイスト審査のほか、デザインの審査も実施している。
今年のテイスト分野には世界各国から多数のエントリーがあり、厳正な審査によって15カテゴリーにおけるワールドベスト・ウイスキーがついに決定した。
ジャパニーズウイスキーは4銘柄が世界最高賞を受賞。『竹鶴25年ピュアモルト/ニッカウヰスキー株式会社(アサヒビール株式会社)』がワールドベスト・ブレンデッドモルトウイスキーに、『サントリー響21年/サントリースピリッツ株式会社』がワールドベスト・ブレンデッドウイスキーに、『イチローズモルト&グレーン ジャパニーズブレンデッドウイスキー リミテッドエディション2019/株式会社ベンチャーウイスキー』がワールドベスト・ブレンデッドウイスキーリミテッドリリースに、『富士御殿場蒸溜所 シングルグレーンウイスキー AGED 25 YEARS SMALL BATCH/キリンディスティラリー株式会社(キリンビール株式会社)』がワールドベスト・グレーンウイスキーに輝いた。
ジャパニーズウイキーは初開催以来、常に世界最高賞を受賞しており、世界の5大ウイスキーの中でもスコットランドに次ぐ受賞率を維持している。またワールドベスト・ウィートウイスキーを受賞したアメリカ産のウイスキーに、日本産のミズナラ樽で熟成した原酒が使用されているのも注目だ。なお今回は史上初めてアイルランド産のウイスキーがワールドベスト・シングルモルトウイスキーに輝いた。
World Whiskies Awards 2019 [Taste] Final Results
World Whiskies Awards 2019 [Design] Final Results
画像 | アワード名 | 商品名 |
ワールドベスト・ウイスキーデザイン |
トマーティン30年/イギリス |