「BUSHMILLS CASK DISCOVERY BAR」が東京銀座にオープン
文:WMJ
世界5大ウイスキーのなかでも、特に長い歴史を誇るアイリッシュウイスキー。北アイルランドのブッシュミルズ蒸溜所は、世界で最も古い公認のウイスキー蒸溜所だ。英国王ジェームズ1世が1608年に酒造許可を出して以来、400年以上にわたって高品質なウイスキーをつくり続けている。
そんなアイリッシュを代表するブッシュミルズが、期間限定でオフィシャルバーをオープンした。東京銀座は、おそらく日本でもっともウイスキーが消費される街のひとつ。華やかなメインストリートに面した扉を開けると、豊かな香りと自然豊かなアイルランドの世界観に包まれる。
この「BUSHMILLS CASK DISCOVERY BAR」は2階層に分かれており、路面の1階がカジュアルに楽しめるスタンディングバー。ハイボールを中心に、ブッシュミルズブランドのアンバサダーが監修したオリジナルカクテルを提供している。壁面には「ブッシュミルズ」の商品ごとに熟成樽のプロフィールを解説したパネルが掲げられ、添えられた小瓶を自由に開けてウイスキーの香りが楽しめる。
階段で地下1階に下りていくと、そこはウイスキーファンの喜びをさらに高めてくれるオーセンティックバー。バーテンダーが1階とは異なるオリジナルカクテルを提供し、長期熟成のシングルモルトも座席で楽しめる。今月国内で新発売されたばかりの「ブッシュミルズ シングルモルト25年」と「ブッシュミルズ シングルモルト30年」が数量と提供日限定で味わえるのも嬉しい。
ブッシュミルズの魅力をとことん詰め込んだバーのテーマは「樽を飲む」。コンセプトの異なる2つのエリアには、ウイスキーの熟成に使われた本物のオーク樽が展示されている。ゲストは樽に触ったり、栓を開けて中の香りを確かめたりできる。フードメニューも、アイルランドゆかりの伝統料理をイメージしたオムレツやシチューなどで充実している。
軽やかでスムースな飲み心地と豊かな樽香
ブッシュミルズのモルトウイスキーは、アイリッシュの伝統である3回蒸溜で製造される。ノンピート麦芽100%のモルト原酒は、軽やかでスムースながらしっかりとモルトのコクが感じられる。カジュアルなブレンデッドから樽香豊かなシングルモルトまで幅広い商品を生産しているが、オフィシャルバーのメニューはシングルモルトウイスキーが中心だ。特に注目すべきは、今年10月から日本で新発売となる2種類の長期熟成シングルモルトである。
「ブッシュミルズ シングルモルト25年」は、ノンピート麦芽100%のモルト原酒をバーボン樽とシェリー樽で約6年熟成させ、さらにルビーポート樽で21年貯蔵したウイスキー。ブラックベリーやチェリーなどの果実やほのかなスパイスの香りが感じられる。味わいはアーモンドのような甘みから始まり、キャラメリゼされたチェリーやプラム、ブラックベリーのような甘みと酸味の調和などが楽しめる。
「ブッシュミルズ シングルモルト30年」は、ノンピート麦芽100%のモルト原酒をバーボン樽とシェリー樽で約14年熟成させ、さらにペドロヒメネス樽で約16年熟成させた。ドライフルーツのような香りに加え、シェリー由来のユニークで甘美な香りが特長だ。味わいは極めてなめらかで、デーツ、干しブドウ、イチジクのような甘みがほのかに感じられる。
参考小売価格(税込)は、それぞれ134,200円と313,500円。この極めて希少なシングルモルトウイスキーは、「BUSHMILLS CASK DISCOVERY BAR」でも月曜日のみ数量限定で提供される。
アイリッシュウイスキーの魅力や、ブッシュミルズの洗練された香味を気軽に楽しめる「BUSHMILLS CASK DISCOVERY BAR」。ブッシュミルズがこだわる樽香を五感で体験し、その伝統あるウイスキーづくりの真髄に触れられる場所だ。営業期間は、10月25日から12月22日まで。長い時間と匠の技が紡いだ極上の香りを味わいながら、ゆったりと秋の深まりを感じてみたい。
BUSHMILLS CASK DISCOVERY BAR住所:東京都中央区銀座3丁目5-6 マツザワ第6ビル |
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