カテゴリ: テクノロジー
世界最高のポットスチル【後半/全2回】
日本を含む世界中のメーカーに蒸溜設備を納入しているフォーサイス社。現在のところ、新規の設備は注文してから約3年待ちだ。リチャード・フォーサイス会長との対話から、新しい世界のウイスキー地図が浮かび上がってくる。
世界最高のポットスチル【前半/全2回】
ウイスキーづくりの象徴ともいえる銅製のポットスチル。その生産者として、おそらく世界一の知名度を誇るのがスコットランドのフォーサイス社だ。リチャード・フォーサイス会長がウイスキーづくりの過去と未来を語る2回シリーズ。
スモーキーを科学する
ウイスキーの魅力が、そのスモーキーなフレーバーにあると感じている人は多いはず。意外に知られていないスモーク香とピートの関係を、スコッチウイスキー界きっての理論派イアン・ウイズニウスキが解説。
20世紀のスコッチ広告(1) 政治、無頼、戦争
マス広告の世界で、常に重要なポジションを占めてきたスコッチウイスキーの有名ブランド。その歴史をさかのぼれば、時代ごとの事情や市民の暮らしぶりが見えてくる。
モルトウイスキーのマリッジ
正しいカスクをセレクトして、理想のブレンドを組み上げる。熟成が済んだ原酒から最終的な商品をつくる「マリッジ」の工程で、失敗は許されない。マスターブレンダーたちの挑戦を、イアン・ウィズニウスキが解説する。
グレーンウイスキーの熟成
モルトウイスキーが熟成期間に獲得するフレーバーについては、ウイスキーファンの知識も増えている。それではグレーンウイスキーの熟成についてはどうだろう。スコッチが誇る名ブレンダーたちの言葉から、イアン・ウィズニウスキが解き明かす。
カスクと2次熟成の科学
ウイスキーを熟成するカスク(樽)の種類は年ごとにバラエティを増し、2次熟成やフィニッシュに使用されることで多彩な原酒を用意することができる。モルトウイスキーの風味に、カスクが与える影響のメカニズムをおさらいしよう。
開業直前レポート(2):三宅製作所で、津貫蒸溜所のスチルが完成間近【後半/全2回】
バーナーで熱して、ハンマーで叩く。滑らかな曲面が生まれ、パーツが完成していく。日本のウイスキーづくりを支えてきた三宅製作所高崎工場で、津貫蒸溜所に納品する主要な設備の製造に立ち会った。
開業直前レポート(2):三宅製作所で、津貫蒸溜所のスチルが完成間近【前半/全2回】
マルスウイスキーで有名な本坊酒造が、本拠地の鹿児島で「津貫蒸溜所」を設立する。開業に向けてスチル製造がおこなわれている群馬県高崎市の三宅製作所を、ステファン・ヴァン・エイケンが訪ねた。