“Rosy Sensation” フォアローゼズ　125周年記念ボトル登場【前半／全2回】

December 2, 2013

4本のバラに彩られたバーボン、フォアローゼズ。改めて、本年ブランド誕生125周年を迎えたというこのブランドの魅力に迫ってみよう。

11月18日　仙台にて第7回ホテルバーメンズアソシエーション（以下HBA）ジュニアカクテルコンペティション　キリンカップ＆カクテルフェスティバル2013が開催された。この大会ではベースとなるお酒ごとに部門に分かれており、「タンカレーナンバーテン部門」、「シロック部門」、「フォアローゼズ部門」が設定されていた。
新たなバーボンカクテルの誕生を見過ごすわけにはいかない…ぜひWMJをご覧の皆さんにお試しいただきたいので、こちらでご紹介しよう。

優勝
「Smile Again」　スマイル・アゲイン
ホテル日航福岡山田　圭介さん
レシピ
●フォアローゼズ　ブラック　20ml
●オロジナル・ピーチツリー　15ml
●フレッシュグレープフルーツジュース　20ml
● モナン　ストロベリーシロップ　5ml
●オレンジピール　1片

準優勝
「優絆」　ユウキ
THE BAR MAIN堤　沙耶香さん
レシピ
●フォアローゼズ　ブラック　30ml
●オリジナル　アップルバレル　15ml
●トロピカーナ　100%パイナップル　10ml
●明治屋　my グレナディンシロップ
●フレッシュレモンジュース　1tsp

撮影：石原　康（カクテル画像）

そしてこの「フォアローゼズ部門」に審査員として出席されていたのがフォアローゼズ蒸溜所蒸溜責任者　ライアン・アシュリー氏、ブランドアンバサダー　ジュリー・ゴーハムさんだ。今回、このコンペティションと、フォアローゼズスモールバッチ　リミテッドエディション125周年記念ボトルの紹介のために来日されたとのこと。インタビューの機会をいただいたので、お話を伺った。

――本日はお時間いただきありがとうございます。先日行われたコンペティションで審査員をされたとのことですが、そのご感想をお聞かせください。

ジュリーさん　非常に驚きました。このようなシビアなコンペティションはアメリカではほとんどないですね。出場されたバーテンダーの方々ご自身にも、我々ブランド側にも、非常に有意義だと思いました。

――入賞されたカクテルはいかがでしたか？

ジュリーさん　とても心が温まるようなカクテルでした。味や香りだけでなく、我々がフォアローゼズとして伝えたいメッセージをそのまま表現してくれていました。

――フォアローゼズブランドとして、広くお勧めしたいものだったということですね。

ジュリーさん　そうですね、仰る通りです。普通では思いつかないような素材の組み合わせ方で、しかもその味わいが想像以上にまとまりがよく、新たなフレーバーを創り出していました。フォアローゼズの新しい楽しみ方として、お勧めしたいものばかりでしたね。

――アメリカでは、フォアローゼズはどのように飲まれていますか？シンプルにロックやストレートが多いのでしょうか。

ジュリーさん　ええ、やはり昔からのファンの方はそのように飲まれます。一方では、ミクソロジストたちがとてもクリエイティブなカクテルを生み出してくれています。既成概念にとらわれない、ユニークなものが多いですね。バーボンと言えば「胸が焼ける」とか、「喉の奥に放り込むように飲む」と思われがちですが、フォアローゼズはゆっくりと香りを楽しみながら飲んでいただけるものだと思っています。

――他のバーボンとの違いは、以前マスターディスティラーのジムさんにお伺いしましたが、「5種のタイプの異なる酵母と2つのマッシュビルで10種類の原酒をつくり分ける」というつくり方があると思います。その他に、特徴的なことはありますか？

ライアン氏　フォアローゼズは、そのつくり方のこだわりによって生まれる「スムース＆メロウ」な味わいが何よりの特徴だと思います。この4本のバラが表現するとおり、華やかで芳醇です。これは若い方から年配の方まで、男女問わず気に入っていただけるのではないかなと思いますが。