WBA2021 ワールド・ビア・アワード2021結果発表
今年も世界のビールを対象としたビアコンペティション『ワールド・ビア・アワード(WBA)』が開催され、世界各国から寄せられた数多くのビールの中から「Taste」分野の最高賞となるワールドベスト・カテゴリー10銘柄と「Design」分野の最高賞となるワールドベスト・カテゴリー8銘柄が決定!
『ワールド・ビア・アワード(WBA)』は ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)を開催する英国パラグラフ・パブリッシング社が年に1度開催するビールの世界的コンペティションで、審査は「Taste」分野と「Design」分野で行われる。
「Taste」分野の審査はすべてブラインドテイスティング(銘柄を伝えずに行うテイスティング方法)にて行われ、まず10個のカテゴリーに設けられた「スタイル」ごとにRound 1とRound 2の審査が行われ、Round 3の最終審査で各「カテゴリー」における頂点が決定される。
Round 1は各国の代表を決める世界大会に向けた予選である。各カテゴリーに設けられたスタイルごとに各国のスタイルの代表「カントリーウィナー」が選出され、世界の強豪と戦う代表ビールが決定する。そしてRound 2、ここからが世界の強豪同士が凌ぎを削る世界大会のスタートである。このRound 2では各国の「カントリーウィナー」を獲得したビールをスタイルごとに競わせ「ワールドベスト・スタイル」が選ばれる。最終のRound 3ではこの「ワールドベスト・スタイル」同士を各カテゴリー内で競わせ、晴れて10カテゴリーにおける「ワールドベスト・ビール」が決定する。
今年は58ヶ国から3,300銘柄を超えるエントリーがあった。
日本からのエントリーは104銘柄で、Round 1を潜り抜け日本を代表する「カントリーウィナー」に選ばれたのは29銘柄。このうちRound 2を勝ち上がり最終ラウンドへの切符「ワールドベスト・スタイル」を手にしたのは、いわて蔵ビールの『レッドエール』と『禁酒時代のヒール』、秋田あくらビールの『あきたこまちIPL』、富士桜高原麦酒の『夢幻』の合計4銘柄。しかし、残念ながら最終Round 3で世界の頂点に輝くには至らなかった。また、「Design」分野でも『ワールドベスト・デザイン』を獲得した銘柄は残念ながら誕生しなかった。
今回激戦を潜り抜け、見事ワールドベスト・カテゴリーに輝いた「Taste」分野10銘柄と「Design」分野のワールドベスト・カテゴリー8銘柄は下記の通り。
【ワールドベスト・ビール受賞10銘柄】
<ワールドベスト・ダークビール> - World’s Best Dark Beer - クオリファイド タックスマン ブリューイング カンパニー(米国) |
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<ワールドベスト・フレーバードビール> - World’s Best Flavoured Beer - レクセレンス デュ ヴァルデュー ブラッセリ― ド ラベイ デュ ヴァルデュー(ベルギー) |
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<ワールドベスト・IPA> - World’s Best IPA - ワンダラー ホエーラーズ ブリューイング カンパニー(米国) |
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<ワールドベスト・ラガー> - World’s Best Lager - ケラービア カールスバーグ(ドイツ) |
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<ワールドベスト・ノー&ローアルコール> - World’s Best No & Low Alcohol - ギャラクティック ミルク スタウト ビッグドロップ(英国) |
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<ワールドベスト・ペールビール> - World’s Best Pale Beer - ブロンド アノスケーテ(フランス) |
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<ワールドベスト・サワー & ワイルドビール> - World’s Best Sour & WILD BEER - 10-4-20 インディー エールハウス(カナダ) |
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<ワールドベスト・スペシャリティビール> - World’s Best Speciality Beer - クリークブリュット エクストラ リーフマンス(ベルギー) |
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<ワールドベスト・スタウト&ポーター> - World’s Best Stout & Porter - スタウト サルト(セルビア) |
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<ワールドベスト・ウィートビール> - World’s Best Wheat Beer - ブルグス タルヴェビア ブラウェライ ドゥ ハルヴマーン(ベルギー) |
【ワールドベスト・デザイン受賞8銘柄】
<ワールドベスト・ボトルデザイン> - World’s Best Bottle Design - ザ オリジナル イン&ガン(英国) |
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<ワールドベスト・ボトルレンジデザイン> - World’s Best Bottle Range Design - マイゼル&フレンズのボトルレンジ (ドイツ) |
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<ワールドベスト・缶デザイン> - World’s Best Can Design - ドブレIPA アンバー(スペイン) |
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<ワールドベスト・缶レンジデザイン> - World’s Best Can Range Design - ブリューポイントの缶レンジ (英国) |
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<ワールドベスト・ラベルデザイン> - World’s Best Label Design - ピルスナー チャーロ(メキシコ) |
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<ワールドベスト・マルチパックデザイン> - World’s Best Multipack Design - トリプレット マイクロブラッセリー タドゥサック(カナダ) |
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<ワールドベスト・ニューローンチ> - World’s Best New Launch - ペールエール マイゼル&フレンズ(ドイツ) |
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<ワールドベスト・リデザイン/リローンチ> - World’s Best Redesign/Relaunch - プレミアム ペールエール アフィニティ(英国) |
【ワールドベスト・スタイルを獲得した日本のビール】
【ダークビール カテゴリー】 <ワールドベスト・ダーク・イングリッシュスタイル・エール> - World’s Best Dark English Style Brown Ale - レッドエール いわて蔵ビール |
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【ラガービール カテゴリー】 <ワールドベスト・ラガー・ホッピーピルスナー> - World’s Best Lager Hoppy Pilsener - あきたこまちIPL 秋田あくらビール |
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【ノー&ローアルコールビール カテゴリー】 <ワールドベスト・ノー&ローアルコール・ペール> - World’s Best No & Low Alcohol Pale - 禁酒時代のヒール いわて蔵ビール |
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【スペシャリティビール カテゴリー】 <ワールドベスト・スペシャリティ・ライ> - World’s Best Speciality Rye - 夢幻 富士桜高原麦酒 |
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