ウイスキーヒルズアワード2012 発表

November 13, 2012

11月12日、六本木ヒルズを琥珀色に染め上げる「ウイスキーヒルズ2012」スタートに伴い、「ウイスキーヒルズアワード2012」が発表となった。

グランドハイアット東京にて行われた「ウイスキーヒルズアワード2012」発表セレモニー。過去3回「ウイスキーラバーズアワード」として行われたこのアワードは、今年から「ウイスキーヒルズアワード」と名称を変更。各分野で活躍する著名人を対象に、ウイスキーの持つ価値観にも相通じる深みのある、本物の世界を創造する人々を表彰するという賞だ。これまでには北野武さん、坂本龍一さん、松本幸四郎さんが「ウイスキーマスター」に名を連ねている。

まず発表となった「ベスト・ウイスキーラバー」は、俳優の小栗旬さん観月ありささんが受賞。小栗さんは「来月30歳の誕生日を前に、ウイスキーの似合う男になれたかな、と思います。とても嬉しいです」とコメント。観月さんは「お酒は大好きですが特にウイスキーはゆったりとした時間の流れを感じさせてくれる特別なものですね。オトナの女性としてこれからもウイスキーを愉しみたいです」と感想を語った。お2人は今の若手ウイスキー愛好家の世代を代表しているようだ。これからも様々なシーンでウイスキーを愉しむ姿を魅せてくれることだろう。
そしてその後に「ウイスキーマスター」に輝いた作家の北方謙三さんが登場した。ハードボイルドでありながらも柔和な雰囲気に身を包み、バカラのロックグラスを傾ける姿はウイスキーを愛するダンディズムを体現していた。ウイスキーを飲みたくなるのはどんな時かという質問に「人を殺した時です…もちろん紙の上ですが」と答え、会場を驚かせた。小説の登場人物がこれまで生きた時間を思いながら、弔い酒のようにウイスキーをストレートで飲むことが多いと言う。作家ならではの愉しみ方といえる。

      

さらにステージでは3人のウイスキーにちなんだエピソードや、ウイスキーへの思いを語るトークショーが行われた。長い熟成を経て生まれるウイスキー独特の味わいと香り、それにつながる自身の体験を思い思いに表現した。その中で北方さんがしみじみと発した「ウイスキーがあってくれて良かった」という一言には、これまでの作家人生に寄り添う相棒のように、ウイスキーがそばにあった日常を思い起こさせた。

そして六本木ヒルズ66プラザへ移動、「ウイスキーヒルズ2012 イルミネーション点灯乾杯式」へと移る。ここにはウイスキーをモチーフにしたオブジェが置かれ、その前で行われた受賞者による乾杯と同時にイルミネーションが点灯した。卵型のオブジェは時間をかけてゆっくりと育まれるウイスキーの誕生を思わせる。

六本木ヒルズではこのほかにも44日間(クリスマスまで)に渡って各所でウイスキーが愉しめるイベントやキャンペーンを行っている。普段からウイスキーを愉しまれているウイスキーマガジン・ジャパン読者の皆さんは、ウイスキーが六本木ヒルズをジャックしたような雰囲気に満足感を覚えることうけあいだ。
この「ウイスキーヒルズ2012」は12月25日のクリスマスまで行われているので、ぜひ足を伸ばして、冬の訪れに輝く六本木の夜景と共に一味違うウイスキーを楽しんでいただければと思う。

「ウイスキーヒルズ2012」の開催を記念して、サントリー酒類株式会社様より、
ウイスキーマガジン・ジャパンのプレミアム会員限定サービス「BOND#1」会員様に
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お申込方法 お名前・日中ご連絡可能なお電話番号をご記入の上info@drinksmedia.jp までお申込下さい。
※銘柄の指定はできません
※応募者多数の場合、抽選とさせていただきます。
※ご当選の権利はご本人様のみ有効となり、換金、変更および
第三者へ の譲渡はできません。
※当選のお知らせは発送をもって代えさせていただきます。

締め切り   11月19日(月)24時

 

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