WWA2014 ジャパニーズウイスキー評
ジャパニーズウイスキー「竹鶴ピュアモルト 17年」が世界一に輝いたWWA2014。あらためてそのウイスキーの評価を見てみよう。審査員達のテイスティングコメントと、授賞の喜びのコメントをご紹介する。
ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー
竹鶴ピュアモルト 17年
(ニッカウヰスキー株式会社)
テイスティングコメント
カット・スペンサー 「マーベリック・ドリンクス」ブランドコミュニケーション・マネージャー
グレープフルーツの香り。 非常にスムースな味わい、最後にかけてふわりと湧き上がるウッディさ。素晴らしくあたたかいフィニッシュ。飲みやすくもある。
ジョゼフ・カシディー ウイスキー評論家
ほとんど完璧と言って良いバランスのウイスキー。ウッドとアルコールがのった、見事なブレンド技術が感じられる。口いっぱいに広がるキャラメルとスパイスの長い余韻。
ティム・フォーブス 「ザ・ウイスキー・エクスチェンジ」
リッチ、香り豊か、樽からの良い影響。非常にナッティで、チョコレートやフルーツ、かすかな土っぽさや古い木を思わせる、柔らかい口当たり。
ハナ・ランフィアー ジェンセンズ・ジン グローバルアンバサダー、フリーライター
芳醇、リンゴ飴の香り。とてもスムースでなめらかな味わい。ほのかな、心地よい植物系の香りもある。
ニッカウヰスキー株式会社 受賞のコメント
ニッカウヰスキーが北海道・余市に創業してから80周年を迎える本年、「竹鶴ピュアモルト 17年」がワールドベストを受賞できたことを大変光栄に思います。これで竹鶴ブランドでは通算6度目のワールドベスト受賞となりました。
品質の高さが世界からも賞賛を受け、ブレンダーとしてこの上ない喜びに浸っております。
これからもニッカウヰスキー創業者で、日本のウイスキーの父と言われる竹鶴政孝の夢と情熱をしっかりと受け継ぎ、多くのお客様に「美味しい」と感じていただけるようなウイスキーづくりに邁進してまいります。
ニッカウヰスキーを応援頂いているお客様に厚く御礼申し上げます。
ニッカウヰスキー株式会社 チーフブレンダー 佐久間 正氏