本坊酒造 信州マルス蒸留所
1985年、鹿児島の焼酎メーカーである本坊酒造がウイスキー・ブランデー生産の拠点として、新設した蒸留所。当時の山梨工場のポットスチルを長野県宮田村に新設した蒸溜所に移設して生産を開始し、マルスウイスキーの名称で発売されることになった。
ウイスキーだけでなくブランデーなどの他の蒸留酒の製造も行っていたため、ウイスキーの蒸留は冬季のみ行われていたが、ウイスキー^需要の低迷により1992年に一度停止。しばらくの閉鎖の後、2007年ようやく回復傾向になったウイスキー市場を見据えて2011年より再稼働することとなった。また、山梨工場から移設されたポットスチルは竹鶴政孝の記録に基づいて岩井喜一郎が設計したものであり、事実、余市蒸溜所のストレートヘッドのスチルに酷似している。
蒸留所が位置する宮田村は標高798メートル。霧が多く、冬は氷点下15℃を下回ることもある寒冷の地。
花崗岩土壌をくぐり、天然のミネラル分を含んだ中硬水の仕込み水が醸すウイスキーはふくよかでバランスがとれた香味を持つ。
ショップではウイスキー、ビール、ワイン等の無料試飲や、隣接する南信州ビール駒ヶ岳醸造所のビールも試飲可能(有料)。
【主な製品】
マルス アンバー
マルス 3&7
モルテージ 駒ヶ岳 ピュアモルトウイスキー10年
【蒸溜所所在地】
住所:〒399-4301 長野県上伊那郡宮田村4752番31
電話番号:0265-85-4633(ガイドツアーお申込)
営業時間:9:00 〜 16:00
休業日:年末年始(12月30日~1月3日)、臨時休業有り(要問い合わせ)
ガイドツアーのご案内
所要時間……約30分 (ウイスキー樽庫、蒸溜棟の見学+試飲)
予約……不要 ※工場見学(観光売店にて対応)
時間: AM 9:00 ~ PM 16:00
※売店での受付後施設のみの自由見学となります。
※バス(団体)での工場見学については電話予約が必要です。
交通手段
最寄り駅:JR東海飯田線 駒ケ根駅若しくは宮田駅
東京駅 —JR中央線八王子方面行き 所要時間0:15→
新宿駅 — 特急あずさ号松本方面行き 所要時間2:30→
岡谷駅 — JR飯田線 天竜峡行き 所要時間1:10→ 宮田駅
宮田駅 — タクシー 所要時間0:10→ 信州マルス蒸留所
所要時間 約4時間
合計費用 約8,000円
【電車でお越しの場合】
●JR東海飯田線 駒ケ根駅若しくは宮田駅よりタクシーで10分
【お車でお越しの場合】
●中央自動車道 駒ケ根I.Cより車で5分
【バスでお越しの場合】
●東京方面、名古屋方面(各高速バス)停留所:駒ケ根IC停留所、若しくは駒ケ根市
【駐車場収容台数】
大型バス6台、乗用車20台
ビジターセンター:無
レストラン:無
詳細情報
蒸溜所所有者 | 本坊酒造株式会社 信州マルス蒸留所 |
創業者 | 本坊松左衛門 |
創業年 | 1872年(明治5年) |
蒸溜所設立年 | 1985年(昭和60年) |
ポットスチルの数 | 2基 |
ウォッシュバックの数 | 5基 |
材質 | 鋳鉄 |
熟成庫の数 | 約500樽 |
ウェアハウス貯蔵方式 | ラック式 |
蒸溜所面積 | 三万㎡ |
従業員数 | 9名 |
ビジターセンター | 無 |
見学の予約 | 10名様以上の団体様は要予約 ※無料 |
英語でのツアー | 不可 |
併設設備 | ショップ |
メーカーサイト | http://www.hombo.co.jp/ |
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旅行口コミ情報
カテゴリ: 蒸溜所情報