カテゴリ: 蒸溜所

小さく構え、大きく跳べ【前編】
地球の裏側ほどに離れた地で誕生した2つの蒸溜所には、実に多くの共通点がある。すべてに手が届く小さな規模。原料から生産する強いこだわり。キルホーマン蒸溜所のアントニー・ウィルズが秩父蒸溜所を訪れた。 対談:肥土伊知郎(秩父蒸溜所)+アントニー・ウィルズ(キルホーマン蒸溜所)

ハイランドの魔術師 グレンモーレンジィ【前編】
シングルモルトの革新が、ウイスキー業界を賑わせている。最前線で旗を振るのは、グレンモーレンジィ。前・後編にわたってリポートする。 文:ドミニク・ロスクロウ

自然に抱かれた安らぎの地 宮城峡
東京から1時間半足らず。宮城県の山間部には、たくさんの温泉、山寺、サクランボ果樹園などが点在している。丘陵は鬱蒼とした林に覆われ、深い谷間を縫うようにして新川川や広瀬川などの河川が流れる。自然に抱かれた、安らぎの地。しかしながら1967年にこの地を訪れた竹鶴政孝は、美しい里山の景色に目を奪われていた訳ではなかった。蒸溜所の建設地を探していたのである。

森の蒸溜所「白州」
山崎に遅れること50年、サントリー第2の蒸溜所として1973年に設立された白州蒸溜所。伝統に革新を加えたウイスキーづくりが、近年ますます世界の注目を集めている。南アルプスのふもとに位置する「森の蒸溜所」を案内してくれたのは、元工場長の宮本博義氏。 Report : デイヴ・ブルーム