ブレンデッドモルトウイスキーの傑作が新登場
卓越したブレンディングと豊富な原酒で、スコッチウイスキーファンを魅了し続けるジョニーウォーカー。熟成年15年以上のモルトウイスキーだけをブレンドした「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年」が、ファン待望の新登場を果たした。
文:WMJ
熱烈なウイスキーファンでなくとも、このラベルに見覚えのある人は多いだろう。印象的なスクエアボトルに、斜め24度のラベル。人気イラストレーターのトム・ブラウン氏が描いた「ストライディングマン(闊歩する英国紳士)」のシルエット。ジョニーウォーカーは、今も昔も高品質なスコッチウイスキーのシンボルである。
ブランドの歴史は、約200年前にさかのぼる。1820年にスコットランドで紅茶やスパイスを扱う小さな雑貨店を創業したジョン・ウォーカーは、紅茶やスパイスのブレンディングに着想を得てウイスキーにも応用した。その安定した高品質が支持されるようになると、スコットランドに留まらず世界へと大きく進出する。1920年頃には世界120カ国で販売され、グローバルブランドの先駆けとして確固たる地位を築いていた。
ジョニーウォーカーの先駆的なブレンディング技術を支えてきたのは、潤沢でバラエティ豊かな原酒である。世界的なブームでウイスキーの需要が高まるなか、モルト原酒を約800万樽も保有するジョニーウォーカーのブレンドは不動の安定感を誇る。200年近いブレンディングの歴史で受け継がれてきた多様な原酒が、将来にわたって高品質を約束しているのだ。
7世代にわたって受け継がれるジョニーウォーカーのブレンディング技術は、今でも進化を続けている。ブレンダー12名の筆頭が、マスターブレンダーのジム・ビバリッジ氏だ。2015年にウイスキーの殿堂「Hall of Fame」入りを果たした、現代のウイスキーを語る上で欠かすことのできない名人である。
長熟のモルト原酒だけをブレンドした欲張りなウイスキー
今回発売された「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年」は、深緑色のラベルに「AGED 15 YEARS」そして「Blended Malt Scotch Whisky」の文字が記されている。ブラックラベルなど他のジョニーウォーカー製品がモルト原酒とグレーン原酒をブレンドした「ブレンデッドウイスキー」であるのに対し、「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年」はグレーン原酒を使わない「ブレンデッドモルトウイスキー」。スコットランドの著名蒸溜所が15年以上熟成したモルトウイスキーだけをブレンドした贅沢なウイスキーである。
キーモルトは4種類。スカイ島のタリスカー、アイラ島のカリラ、スペイサイド地方のクラガンモアとリンクウッドという顔ぶれに、確固たるポリシーが見える。シングルモルトファンなら、各蒸溜所の特長をフレーバーのなかに感じることだろう。タリスカーの力強いスパイスやスモーク香。リンクウッドの優しい果実香や草花の香り。クラガンモアの柔らかで深みのあるモルト風味。そしてカリラが、乾いた塩味やピート香と豊かな果実香でウイスキーに骨格を与えている。スコットランド各地の風土が育んだウイスキーの個性をはっきりと維持しながら、複層的なバランスで統合した味わいがグリーンラベルの真骨頂だ。単一蒸溜所のシングルモルトウイスキーでも、グレーン原酒を入れたブレンデッドウイスキーでも成し得ない、ブレンデッドモルトだからこそ実現できた境地である。こんな「いいとこどり」ができるのも、膨大な原酒貯蔵量と卓越したブレンディング技術を兼ね添えたジョニーウォーカーならでは。マスターブレンダーのジム・ビバリッジ氏はこう語っている。
「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年のブレンドで心がけたのは、最低15年以上アメリカンオークやヨーロピアンオークで熟成された幅広いフレーバーの要素が、互いの特性をしっかりと補いながら調和したブレンドを作り上げること。その複雑なフレーバーは、ジョニーウォーカーのスタイルである力強さや特有のスモーキーさを表現していなければなりません」
ウイスキーのビギナーには、スコッチモルトウイスキーの多彩な魅力が1杯で味わえるお得なボトルとして。モルト党には、名だたる蒸溜所の特長を見事に統合させたブレンディング技術を堪能できる稀有なウイスキーとして。奥深く芳醇な味わいを、ストレート、オンザロック、ハイボールなどさまざまなスタイルで楽しんでみよう。
ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年 容量: 700ml 価格:オープン価格
|
「ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年」の魅力を紹介したブランドサイトはこちらから。
WMJ PROMOTION