世界屈指のブレンデッドモルトウイスキーが、五感で楽しめる期間限定の完全予約制バー。東京神楽坂で、「竹鶴ピュアモルト」の真髄に触れてみよう。

文:WMJ

 

シングルモルトの魅力といえば、蒸溜所ごとの個性を味わえること。所在地の風土や製造設備の設計によって、それぞれのメーカーが個性を追求する。長年のウイスキーファンなら、お気に入りの銘柄がいくつも思い浮かぶことだろう。

花街の歴史を色濃く感じさせる神楽坂の期間限定バー。ここが「The TAKETSURU experience」の舞台となる。

その一方で、ブレンデッドモルトというカテゴリーもある。こちらは、複数蒸溜所のモルト原酒をブレンドしたウイスキーだ。グレーン原酒を使用しないモルト100%のウイスキーという点ではシングルモルトと同じだが、異なった生産拠点の原酒を調合しながら最高のバランスを目指す。蒸溜所ごとの理想を越え、ウイスキーブランドとして究極の完成度が追求できるカテゴリーだ。

世界に数あるブレンデッドモルトの中で、もっとも高く評価されてきたブランドのひとつがニッカウヰスキーの「竹鶴」である。ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)では、世界最高賞の「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を10回受賞(最多記録)。現行品の「竹鶴ピュアモルト」も、直近で2023年に「ワールド・ベスト」を受賞している。

ジャパニーズウイスキーの父と呼ばれる竹鶴政孝が、2つめの蒸溜所である宮城峡蒸溜所を建設したのは1969年のこと。余市とは異なったモルト原酒をつくろうと奮闘し、75歳になってようやく積年の念願を叶えた。余市と宮城峡の魅力を併せ持つブレンデッドモルトは、今なおジャパニーズウイスキーにおける最高到達点のひとつである。
 

完全予約制バーで「竹鶴」の魅力を堪能

 
日本が誇るブレンデッドモルトウイスキー「竹鶴ピュアモルト」の魅力が、来週から期間限定のバーで楽しめる。2025年12月9日から21日まで営業する「The TAKETSURU experience」は、「竹鶴ピュアモルト」の魅力や竹鶴政孝の哲学を体感できる完全予約制のバー。午前11時から開店し、「竹鶴ピュアモルト」と料理を掛け合わせたオリジナルコースやカクテルのほか、展示などを通して五感でブランドの世界観が楽しめる。

ニッカの「竹鶴ピュアモルト」は竹鶴政孝の夢を具現化したウイスキーだ。日本が誇る世界最高レベルのブレンデッドモルトを堪能しよう。

現行の「竹鶴ピュアモルト」は、2000年に発売を開始したニッカのフラッグシップ銘柄である。キーモルトは、シェリー樽熟成の余市モルトと宮城峡モルト。そしてリメード樽熟成の宮城峡モルトもブレンドの要となっている。華やかでフルーティーな香り、滑らかで艶やかな口当たり、重厚なモルトの甘みとコク、やわらかく続く余韻などは、すべて竹鶴政孝の遺志を継ぐニッカイズムの体現だ。

昨年創業90周年を迎えたニッカウヰスキーは、「生きるを愉しむウイスキー」という新しいコンセプトを打ち出した。ウイスキーが持つ豊かな個性や多様な楽しみ方を通して、人生そのものを愉しんでほしいという竹鶴政孝の思いが現代に生かされている。

将来にわたる安定供給が課題だったニッカウヰスキーは、今年だけで約70億円の設備投資を実施した。余市蒸溜所では新しい製樽棟、高層貯蔵庫、混和棟の建設が始まっている。今後も継続的な設備投資によって、ニッカの強みを生かした商品開発やウイスキーの多様な楽しみ方を提案していく予定だ。

ニッカの「竹鶴ピュアモルト」は、世界最高クラスのブレンデッドモルトウイスキー。期間限定のバーで、ジャパニーズウイスキーの父が描いた理想に思いを馳せてみたい。

The TAKETSURU experience

住所:東京都新宿区神楽坂3丁目1-34
電話:070-3256-8817
営業期間:12月9日~21日(期間中無休)
営業時間:11:00~22:00(完全予約制)
予約はこちらから。

生きるを愉しむウイスキー。創業90周年を超えたニッカウヰスキーの公式ウェブサイトはこちらから。

 

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