上質な和の風味を楽しめるクラフトリキュールが一般発売

October 3, 2019

プロがカクテルに重用する高品質なリキュールにも、クラフトの波が押し寄せている。今夏に発売された3種類のジャパニーズクラフトリキュールが、このたび家庭でも楽しめるようになった。

文:WMJ

 

ミクソロジストやバーテンダーは、既存のカクテルに新しい風味を加えようと日夜研究に余念がない。消費者の味覚や情報量の変化に伴って、材料となるリキュールにも特別な品質が求められるようになってきた。

そんななかで、今年の6月4日にサントリースピリッツが発売した「和」のリキュールが好評を博している。ジャパニーズクラフトリキュール「奏 Kanade〈抹茶〉」「同〈柚子〉」「同〈白桃〉」は、厳選した国産素材を使用した3種類のフレーバーが魅力。これまではプロ向けの料飲店限定商品だったが、「家でも楽しみたい」という消費者に声に応えて、10月からスーパーマーケットなどでも購入できるようになった。

商品名の通り、抹茶、柚子、白桃という日本ではおなじみのフレーバーが、さまざまなカクテルのアイデアをかきたててくれる。いずれも素材にあわせてサントリーならではの伝統的な浸漬・蒸溜方法を採用し、素材の個性を最大限に抽出しながら匠の技でブレンドされた商品だ。

 

国産素材の繊細な風味がユニーク

 

それでは、10月1日より一般販売が開始したクラフトリキュールの魅力を味わってみよう。

「奏 Kanade〈抹茶〉」は、京都宇治産の抹茶と玉露をふんだんに使用している。抹茶は石臼で挽いて浸漬させるなど、素材ごとに丁寧に香味を抽出した浸漬酒をブレンド。茶葉由来の芳醇な香りと旨み、心地よい苦味を活かした繊細な味わいが特長だ。

また「奏 Kanade〈柚子〉」は、国産柚子の果実・果皮それぞれを最適な方法で蒸溜・浸漬した3種の原料酒と、柚子果汁をブレンドしている。柚子ならではの爽やかな香りと、酸味と苦味を活かしている。

そして「奏 Kanade〈白桃〉」は、国産の白桃をまるごと漬け込んだ浸漬酒と、白桃果汁をブレンドしたもの。白桃ならではの芳醇な香り、みずみずしい果実感が存分に楽しめる。「抹茶」のアルコール度数が25%なのに対し、「柚子」と「白桃」は少し低めの20%だ。

パッケージにも上質な「和」のテイストが際立っている。日本ならではの伝統的なデザインを基に、ジャパニーズクラフトリキュールらしい素材の繊細さを表現。ボトルは七宝柄の黒瓶だ。越前和紙のラベルには、ローマ字と漢字の墨文字が踊っている。

オフィシャルサイトのレシピを参考に、自分好みのカクテルを作ってみてもいいだろう。洋菓子作りが得意な方なら、完全にオリジナルなケーキを発明できるかもしれない。本格的なクラフトリキュールで、和素材の繊細な味わいを楽しんでみたい。

 


ジャパニーズクラフトリキュール 奏 Kanade〈抹茶〉

容量:700ml
アルコール度数:25%
品目:リキュール
希望小売価格(税別):2,000円

 


ジャパニーズクラフトリキュール 奏 Kanade〈柚子〉

容量:700ml
アルコール度数:20%
品目:リキュール
希望小売価格(税別):2,000円

 


ジャパニーズクラフトリキュール 奏 Kanade〈白桃〉

容量:700ml
アルコール度数:20%
品目:リキュール
希望小売価格(税別):2,000円
 

※価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。

 

こだわりの素材、製法、匠の技、そしてカクテルレシピなどの嬉しい情報も満載。ジャパニーズクラフトリキュール「奏 Kanade」のホームページはこちらから。

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