バランタインから通年商品「バランタイン バレルスムース」が新登場
ブレンデッドスコッチウイスキーを代表する「バランタイン」が、新しい通年商品「バランタイン バレルスムース」を発売する。バニラやキャラメルを思わせる甘く芳醇な香りと、スムースな飲み口が特長だ。
文:WMJ
「香るウイスキー」としておなじみのバランタインは、スコッチを代表するブレンデッドウイスキーだ。ハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラというスコットランドの4地方から良質なモルト原酒とグレーン原酒を厳選し、卓越したブレンディング技術によるバランスのとれた味わいで知られている。
19世紀屈指のブレンダーとして名高い創業者ジョージ・バランタインが、その類まれなブレンド技術を確立したのは1850年代前半のこと。1895年にはヴィクトリア女王から王室御用達の称号を授かり、わずか5人のマスターブレンダーによってブレンド技術を受け継いできた。
現在のマスターブレンダーは、5代目にあたるサンディー・ヒスロップ氏である。3代目のジャック・ガウディ氏、4代目のロバート・ヒックス氏の両名から薫陶を受け、2016年のインターナショナルスピリッツチャレンジで「マスターブレンダーオブザイヤー」に輝いた現代の名匠だ。毎週のように蒸溜所から届くニューメイクをすべてノージングし、熟成に使用される樽の選定と買い付けをおこなっている。
独自のチャーシステムから生まれたスムースな味わい
そんなバランタインのラインナップに、新しい通年商品「バランタイン バレルスムース」が加わることになった。
このウイスキーは、サンディー・ヒスロップ氏が厳選した原酒をブレンドし、さらに独自のチャーシステムで丁寧に焼き上げられた樽内で仕上げたもの。バニラやキャラメルを思わせる甘く芳醇な香りと、スムースな飲み口が特長である。
グラスに注ぐと、色は焚き火の燃えさしを思わせる金色だ。香りは、熟れた果実やバタースコッチ味のトフィー。口に含むと、甘いハチミツ風味、穏やかなスモーク、リコリスの刺激が感じられる。フィニッシュでは、甘いバニラ香とかすかな刺激が長い余韻を残す。
サンディ・ヒスロップ氏いわく、やわらかくまろやかな甘味がすべてのバランタインの共通点。そこに特別な樽熟成の手間を加えることで、抜群にスムースな飲み心地を進化させた。際立った甘味と微かな刺激を感じさせる魅力的なブレンドである。
パッケージには、中味の琥珀色が映える透明瓶を採用している。「バランタイン12年」や「バランタイン ファイネスト」と同様のV字型ラベルに、樽のイラストをあしらったデザインからは風味へのこだわりが伝わってくる。
スコッチウイスキーの王道から生み出される新しい味わいを楽しんでみたい。
卓越したブレンド技術を誇る「バランタイン」の歴史、こだわり、商品ラインナップなどを網羅した公式ホームページはこちらから。
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