WBA2019 ワールド・ビア・アワード2019結果発表

今年も世界のビールを対象としたビアコンペティション、ワールド・ビア・アワード（WBA）が開催され、世界各国から寄せられた数多くのビールの中から最高賞となるワールドベスト・カテゴリーに9銘柄が決定。

 

ワールド・ビア・アワード（WBA）は ワールド・ウイスキー・アワード（WWA）を開催する英国パラグラフ・パブリッシング社が年に1度開催するビールの世界的コンペティションで「Taste」分野と「Design」分野で審査が行われる。
 
「Taste」分野ではビールを大きく9カテゴリーに区分し、さらにカテゴリーごとに設けられたスタイルに細かく分けて審査が行われる。審査はすべてブラインドテイスティング（銘柄を伝えずに行うテイスティング方法）にて行われ、各カテゴリーの頂点が決定される。
 
第1ラウンドは各国の代表を決める世界大会に向けた予選である。細かく分けられたスタイルごとに各国のベスト・スタイル「カントリーウィナー」が選出され、世界の強豪と戦う代表ビールが決定する。そして第2ラウンド、ここからが世界の強豪同士が凌ぎを削る世界大会のスタートである。この第2ラウンドでは各国の「カントリーウィナー」を獲得したビールをスタイルごとに競わせ「ワールドベスト・スタイル」が選ばれる。最終の第3ラウンドではこの「ワールドベスト・スタイル」同士を各カテゴリー内で競わせ、晴れて9つの「ワールドベスト・カテゴリー」が決定する。
 
今年は50ヶ国以上から2,300銘柄を超えるエントリーがあり、日本からのエントリー数は74銘柄であった。
 
日本からのエントリービールのうち第1ラウンドを潜り抜け日本を代表するカントリーウィナーに選ばれたのは34銘柄。このうち第2ラウンドを勝ち上がり最終ラウンドへの切符「ワールドベスト・スタイル」を手にしたのは1銘柄のみで、『田沢湖ビール ピルスナー』が「ワールドベスト・ドルトムンダー」に輝いたが、残念ながら最終ラウンドで世界の頂点に輝くには至らなかった。
 
今回激戦を潜り抜け、見事ワールドベスト・カテゴリーに輝いた9銘柄は下記のとおり。また、同時に行われた「Design」分野では、フィンランドの「カルフ4.6」がワールドベスト・ビールデザインに輝いた。

【ワールドベスト・ビール受賞9銘柄】

【ワールドベスト・スタイルを獲得した国産ビール】

＜ラガー　/　Lager＞

【第1ラウンド（日本ラウンド）の結果】

WBA2019の第1ラウンド(日本ラウンド)を勝ち抜き、カントリーウィナー（日本のビールの代表）に選ばれた銘柄。
 
＜ダークビール　/　Dark Beer＞

 
＜フレーバード　ビール　/　Flavoured Beer＞

 
＜アイピーエー　/　IPA＞

 
＜ラガー　/　Lager＞

 
＜ペールビール　/　Pale Beer＞

 
＜スペシャリティビール　/　Speciality Beer ＞

＜スタウト＆ポーター　/　Stout & Porter＞

 
＜ウィートビール　/　Wheat Beer＞

ワールド・ビア・アワード2019の公式ページ（英語版のみ）はこちらから。

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