「日比谷BAR WHISKY-S Ⅱ」オープン

May 30, 2014

5/23(金)、「白州を最高に美味しく飲めるウイスキー専門店」として「日比谷BAR WHISKY-S Ⅱ」がオープン。

「日比谷バー」といえば、都内各地に28店舗を展開する大手バーチェーン。皆さんも一度は訪れたことがあるだろう。
この「日比谷バー」が、ウイスキーの様々な楽しみ方を伝える「WHISKY-S」をオープンしたのは10年前。
ウイスキーの価値、魅力を高めるパイロット店舗として、ウイスキーファンはもちろんのこと、エントリー層への価値の創造を目標にしたウイスキー専門店である。
この2号店となる「WHISKY-S Ⅱ(ウイスキーズ)が白州をメインとして5月23日銀座にオープンするとのことで、その前日の22日に行われたプレス発表会にお伺いさせていただいた。

銀座5丁目の真新しいビル。エレベーターで8階に上がると、エントランスには白州の樽を模したオブジェが壁や天井から飛び出しており、驚きとともに期待が高まる。

店内は開放的で柔らかい曲線や緑が使われ、“森の蒸溜所 白州”を思わせる心安らぐ雰囲気だ。
カウンターには樽の中をイメージしたディスプレイ。左下は4年、右下が12年、一番上は20年と、各熟成段階を色と量で表現している。

そして店内を抜けるとテラスがあり、階段を上がって屋上にも上がることができる。
銀座の真ん中で5月の爽やかな風と青空を仰ぎ、ウイスキーを楽しめるとは…とても贅沢な気分である。

ドリンクの一押しはもちろん白州とミントの「森香るハイボール」だが、自慢のウイスキーソニック、ミント・ライムピールなどを入れた氷が涼しげな「ハーブの恵み」、トマトの色も鮮やかな「レッドサンライズ」、白州のエスプーマ仕立てのふんわりとした泡で満たされた「グリーンクラウド」など、ウイスキーベースのカクテルも充実している。

ちなみに氷、水だけでなくソーダなどの割材にも全て「南アルプスの天然水」を使用。
氷はウイスキーのマザーウォーターであるその天然水を3日かけてゆっくりと凍らせた自家製のアイスというのだから、究極のこだわりようだ。
40年以上前、山崎に続く第二蒸溜所創設の際には「ウイスキーは水が命」と全国各地を回り、その水の素晴らしさ故に白州を建設地に決めたという話は有名だが、今も自信を持ってその水とともにウイスキーを楽しんでほしいという心が感じられる。

白州蒸溜所とのコラボレーションなのだから…とウイスキーファンなら必ず気になるであろう限定ボトル。
残念ながらこの日は登場しなかったが、「フレッシュ&スモーキー」「スイート&フルーティ」「リッチ&スムース(女性限定)」というお店限定の3種類の白州モルトが楽しめるとのこと。これだけでも訪れる価値がありそうだ。

フードにもこだわりがたっぷり。白州を流れる尾白川の花崗岩を中に敷いた「オリジナルモーカー」を開発。
白州に合わせることに目的を絞った柔らかな燻製をメインに、紫蘇や白味噌などの和の食材をアクセントにしたフードが揃う。

こちらのお店は、平日14時、土日祝12時からのオープンとのこと(6/1までは17時から)。
四季の空気を感じられるテラス、またはゆったりと蒸溜所の雰囲気を味わえる店内でこだわりの一杯を楽しめる…しかもショッピングの合間や仕事帰りにも便利な立地の良さで、ウイスキー専門店という敷居の高さを下げ、気軽に立ち寄れるよう配慮されている。

気分転換が必要だと思った時、最近遠出してないなぁと緑が恋しい時、もちろんただ美味しいウイスキーが飲みたい時も…都会の中の「森の蒸溜所に一番近い場所」を訪れてみてはいかがだろう? 森、水、風、緩やかな時の流れが揃ったこのバーで、きっと癒されて豊かな気分になれることは間違いない。

店舗詳細

【 店名】
日比谷BAR WHISKY-S Ⅱ
【所在地】
東京都中央区銀座5-6-5 NOCO 8F
【営業時間】
5/23~6/1 17:00~23:30
6/2~
平日 14:00~23:30
土日祝 12:00~23:30
【電話】
03-3573-8011
【席数 】77席 (店内57席、屋上テラス席20席)

 

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