「ブラックニッカ ディープブレンド」発売

May 29, 2015

6/2に発売となる「ブラックニッカ ディープブレンド」の発表会にお邪魔した。同時に発売となる期間限定の缶ハイボール2種とともに紹介する。

ニッカのブレンデッドウイスキーの中核を成す「ブラックニッカ」ブランド。クリアな味わいが特徴の「ブラックニッカ クリア」と芳醇さを備えた「ブラックニッカ リッチブレンド」、親しみやすい「ブラックニッカ スペシャル」など、一つのブランドで様々な味わいが楽しめるアイテムが揃う。

しかし今回新発売の「ブラックニッカ ディープブレンド」は、そのラインナップでもニーズが満たしきれない「深く濃厚な味わい」や「ウイスキーならではの香り」を楽しみたいウイスキーファンのために開発されたという。
キーモルトはホワイトオークの新樽熟成原酒。世界でも稀な余市蒸溜所の石炭直火焚き蒸溜から生まれるフルボディなモルトは、木の香りの強い新樽で熟成しても負けないほどのパワーを持つ。その力強い原酒をキーモルトとして、ヘビーピートモルトも効かせている。これら複数のモルトウイスキーを、ニッカならではの甘く柔らかなカフェグレーン原酒でバランスを取る。まさに「ウイスキー好きのためのブラックニッカ」と言えるだろう。

「クリア」はノンピートモルトを使用して軽やかさを出しスッキリとしたフレーバーが持ち味で、「リッチブレンド」はシェリー樽熟成のモルトをキーモルトとした華やかで芳醇なコクが身上。この「ディープブレンド」では樽香とピーティーさが楽しめる。
さらに「ブラックニッカ」ブランドでは最も高いアルコール度数45%で、しっかりとした飲み応えも実現。
チーフブレンダー佐久間 正氏は「従来のブラックニッカからさらにウイスキーらしさを打ち出した商品。新樽由来のコク、モルト原酒のリッチな風味、グレーンの甘さが調和した味わいです」と説明する。
ボトルデザインでも、四角いボトルに深紫のラベルを大きく配置。ラベル中央のロゴで「ブラックニッカ」ブランドであることを主張しながらも、異なる個性を打ち出している。

実際にテイスティングをさせていただいた。
トップノートにはやはり新樽のバニラの甘さが素早く立ち上がる。針葉樹を思わせるきりっとした木のアロマ…雨の後に森林浴をしているような清々しいウッディさが感じられる。それからバナナやシナモン、蜂蜜。かすかに洋ナシ。
味わいでは香りほどの強い木のタンニンは感じられず、心地よいビターさ。むしろ甘く柔らかで、ふっくらとしたボディに驚かされる。わずかにコショウやスパイス系のアクセントも。加水でピートが際立つ…ハイボールや水割りにしたときにその個性が発揮されそうだ。
フィニッシュにははっきりと樽のグリップが現れ、ビターチョコレートのよう。キャラメリゼしたリンゴ。深く長い余韻が続く。

また、同時に発表された期間限定の缶ハイボール2種は夏に向けての冷涼感がコンセプト。
「ブラックニッカ クールハイボール」はミントフレーバーを加え、シャープで爽快なのど越し。飲食店で「フリージングハイボール」を楽しんでいるという方にもお勧めの、すっきりクールな味わいだ。
「ニッカハイボール アイスコーラ」は、4月7日に新発売となった新しい缶ハイボールブランド「ニッカハイボール」の期間限定商品だ。コーラ割でウイスキーを楽しむライトユーザー向けに、強めの炭酸が効いたコーラフレーバーのハイボールが誕生した。

青と赤の缶ハイボールが、これから始まる夏を涼しく快適にしてくれそうだ。爽やかなデザインがアウトドアでも映え、手軽にウイスキーを楽しむこともできるだろう。8月末までの期間限定なので、この夏限りのフレーバーをぜひお試しいただきたい。

夏の前に、6月21日の父の日をお忘れなく…。今回、ニッカの父の日のギフトプロモーションに「あの」玉山 鉄二さんを起用。今年の父の日には、ウイスキーを贈りたくなってしまう人も多いのではないだろうか? ニッカでは今後もイメージキャラクターとして玉山さんを起用していきたいとのこと、「マッサンロス」を体験した人には嬉しいニュースだ。

昨年創業80周年のアニバーサリーイヤーを迎え、今年もその勢いは止まるところを知らないニッカウヰスキー。近日発売のニューアイテム「ブラックニッカ ディープブレンド」と2種の缶ハイボールで、ニッカの進化形をご体感いただければと思う。

商品名

ブラックニッカ ディープブレンド

発売地域

全国

発売日

2015年6月2日(火)

容量

700ml

アルコール分

45%

価格

オープン価格

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