海抜0mで熟成された「ボウモア ヴォルト」が数量限定新発売

May 2, 2017


アイラモルトの女王と呼ばれるボウモア。スコットランド屈指の歴史を誇る蒸溜所で、特に象徴的な施設が海抜0mの「第1貯蔵庫」だ。打ち寄せる波しぶきのそばで熟成された、特別なウイスキーが数量限定で登場する。

文:WMJ

 

スコットランド本土の西岸沖、インナーへブリディーズ諸島の最南端に位置するアイラ島。このウイスキーの聖地で最古の歴史を誇るのが、1779年創業のボウモア蒸溜所だ。今や数少ない伝統のフロアモルティング製法を守り、麗しい気品と力強さを兼ね添えたシングルモルトウイスキーは「アイラモルトの女王」と謳われている。

ボウモアという名称は「大きな岩盤」を意味するゲール語に由来しており、蒸溜所は文字通り海沿いの岩盤を削って建設されている。敷地内には3棟の貯蔵庫があるが、なかでも有名なのが海抜0メートルの場所にある「No.1 Vaults(ヴォルト)」つまり第1貯蔵庫だ。このボウモア最古の貯蔵庫は海に面して建っており、天候によっては白い外壁に大西洋の波しぶきが容赦なく打ちつける。周囲ではいつもスプレーのように海水のアロマが舞い上がり、貯蔵庫内にもかすかに潮の香りが漂うという環境だ。

そんないかにもボウモアらしい貯蔵庫で熟成された原酒を使った特別なウイスキーが、このたび新発売される「ボウモア ヴォルト」である。

 

大西洋の潮風が吹き抜ける

 

「ボウモア ヴォルト」は厳選されたバーボン樽で熟成され、アルコール度数も高めの51%でボトリングされている。エディション名には、大西洋の海塩を意味する「アトランティックシーソルト」の文字。蒸溜所周辺の風景が目に浮かぶようなニックネームだ。

ウイスキーの色は、バーボン樽熟成らしく明るいゴールド。香りは塩気のあるハニーコムに、大西洋の波しぶきが混じった爽やかな潮風を感じさせる。

口に含むと、陽光をふんだんに浴びて育ったフルーツ、スパイシーなココア、ブラッドオレンジなどの風味。フィニッシュにかけて、ブラックベリー、海の塩、キンカンなどの余韻を残す。まさに第1貯蔵庫の特殊な微気候を反映した深い味わいである。

アイラモルトの真髄に触れるウイスキーで、吹き抜ける大西洋の潮風を感じてみたい。

 


ボウモア ヴォルト

容量:700ml
アルコール度数:51%
希望小売価格(税別):12,000円
※価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。

▼発売期日:2017年6月6日(火)(数量限定)

▼発売地域:全国

 
アイラモルトの女王と謳われるボウモアの歴史、製法、商品などの情報が満載のオフィシャルサイトはこちらから。

 

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