伝説の硬水で仕込んだ、ニューヨーク生まれのクラフトバーボンが日本新発売
ウイスキーブームのアメリカから、日本に初上陸した話題の新鋭ブランド。水源は地元ニューヨーク産、蒸溜器も特注品という正真正銘のクラフトバーボンが「ウィドージェーン」である。
文:WMJ
ニューヨーク北部にあるウィドージェーン鉱山は、かつて自由の女神、ブルックリン橋、エンパイアステートビルなどの原料となる石灰石を産み出し、ニューヨークの発展にも大きく貢献した鉱山地。20世紀初頭までに大半が閉鎖された鉱山跡地では、約100年もの間、手付かずの状態で湧き出してきた美しい水源がある。カルシウムやマグネシウムを豊富に含んだこの硬水がバーボンづくりにぴったりであると見抜いたのは、やはり同地で幼少期を過ごしたというブルックリンの起業家だった。
元航空エンジニアという異色の経歴を持つダニエル・プリエト氏は、カカオ栽培から生産のすべてを手掛ける人気チョコレートファクトリー「カカオプリエト」の創設者としても知られている。その類まれなクラフトマンシップが、画期的なウイスキー誕生の原動力になった。
ウィドージェーンの水にふさわしいニューヨーク産のスピリッツをつくろうと思い立ったプリエト氏は、すぐにバーボンづくりの独自研究を開始する。エンジニアリングの知識も活かし、ウイスキーづくりの要である蒸溜器もみずからの設計で特注した。
このように理想の仕込み水や原料を用い、発酵、蒸溜、ボトリングに至る全工程をブルックリンの自社工場でおこなうのが「ウィドージェーン」のこだわりである。ていねいに手づくりされた生粋のニューヨーク産クラフトバーボンは、その確かな品質で着実にファンを獲得してきた。
手づくりから生まれる繊細な高品質
アメリカンオーク樽でじっくりと熟成されたウィドージェーンは、淡い琥珀色とフルーティーな香りが特徴である。飾り気のないシンプルなボトルにあしらった、手書きのラベルが品質への自信を静かに主張している。
グラスに注ぐと、まずはバター、クリーム、トフィーのような甘いアロマが立ち上がる。口に含むとチェリーウッドやオリーブオイルを思わせる心地よい重量感。オレンジのような感触を伴うスパイシーなフィニッシュに、わずかなタンニンの渋みを残す本格派バーボンらしい味わいだ。
2009年にブランドが設立されたウィドージェーンは、わずか4年後の2013年にアメリカ最大規模の酒類の国際コンペティション「ワールドスピリッツアワード」でダブルゴールドを受賞。「ファーム・トゥー・バー」の精神で地道に販路を広げ、ニューヨーク市内だけでもすでに1,600か所以上のレストランやバーで販売されている。プリエト氏はウィドージェーンの生産について次のように述べた。
「クラフト精神や職人技とは、可能な限り最高の原材料を使い、決して妥協せずに優れた製品を作り上げること。ウイスキーの原料にもっと注目してもらえるよう、ワインのように原料の個性を引き出したバーボンをつくっていきたい」
ついにニューヨークを飛び出して、海を渡ったクラフトバーボン。本国ではお墨付きの美味しさを、日本のウイスキーファンにもぜひ体験していただきたい。
日本新発売を記念して、先着10名様にミニボトルをプレゼント
ウィドージェーン日本総代理店の株式会社クロンティップは、ウイスキーマガジンジャパン読者の皆様にウィドージェーンの50mlボトルをプレゼントいたします。
「WMJプレゼント希望」と題したEメールに、ご住所とお名前をお忘れなく明記の上、こちら(krp@krongthip.co.jp)まで送信してください。先着10名様限りとなりますので、締切の際はご容赦ください。当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。
ウィドージェーン 8年 ストレートバーボンウィスキー
アルコール度数45.5%
価格:13,000円(750ml)、8,000円(375ml)、1,100円(50ml)
ご購入は下記リンクから
オンラインショップ「リココチ」
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