2014 サントリー ザ・カクテル アワード&カクテルフェスタ レポート
第21回目を迎えたサントリー ザ・カクテル アワードと、3回目の開催となるカクテルフェスタをレポート。さらに11/14まで開催される東京カクテルウィークをご紹介する。
10月31日(金)、渋谷のセルリアンタワー東急ホテル 地下2階ボールルームにて開催された「サントリー ザ・カクテル アワード」。今回もウイスキー部門、スピリッツ部門、リキュール部門の3つのカテゴリーに各4名、計12名が選出され、オリジナルカクテルの腕を競った。
各部門の最優秀賞は以下の通り。
ウイスキー部門 最優秀賞 | |
Kentucky Beauty (ケンタッキー ビューティー) |
パレスホテル東京 ラウンジバー プリヴェ (東京都) 宮下 彰 |
スピリッツ部門 最優秀賞 | |
Largo (ラルゴ) |
BAR エルロン (東京都) 澁谷 暁典 |
リキュール部門最優秀賞 | |
Lejay Chocolatre (ルジェ ショコラトル) |
バー・パルムドール (福岡県) 駒井 優三 |
さらにこの各部門の最優秀賞のなかから、リキュール部門の駒井 優三さんが「カクテルアワード 2014」を受賞。
駒井さんは「新発売のルジェ キャラメルをベースに、ボウモアを使用しました。個性の強いアイラウイスキーですが、普段ウイスキーを飲まない方にもそのきっかけになれば」とその創作カクテルに込めたメッセージを語った。
【全受賞者・アワード詳細はこちら】
「Lejay Chocolatre」
ルジェ キャラメル 25ml
モーツアルト ローズゴールド 15ml
ボウモア12年 10ml
生クリーム 10ml
岩塩 少々
①シェークしてカクテルグラスに注ぐ
②クッキー、チョコレート、アラザンを浮かべる
その後行われたカクテルフェスタでは、メーカーズマークを使用したオレンジハイボールやトマトジュース割が登場。リキュールやテキーラのブースにおいても新しいスタイルのカクテルが提供され、人気を集めた。
また、例年好評の「本格カクテルコーナー」では、歴代のカクテルアワード受賞者やブランドアンバサダーによる受賞作品などのカクテルがサーブされた(入場の際に1枚渡されるチケットと引き換え)。
他にもステージにて、今回ゲスト審査員を務めたトリンドル玲奈さんと昨年のカクテルアワード受賞者吉富 万洋さんが登壇し、バーでの楽しみ方やマナーをクイズ形式で紹介する「How to enjoy BARS」やフレアショーが行われ、華やかさも例年以上。世界の様々なカクテルをたっぷり味わいながら、目でも楽しめるイベントとなった。
また、新しい試みとして、当日(10月31日・金)から11月14日(金)まで開催される「東京カクテルウィーク」の開会宣言も行われた。
こちらは都内60店舗以上のバーが参加するキャンペーン。「BAR-NAVI」ホームページ内にてオリジナルカクテル一杯無料やチャージ無料などのクーポン券が掲載されており、携帯画面や印刷したクーポンの掲示で特典が受けられるというものだ。
ぜひこちらのサイトにアクセスして、自宅や会社の近くのまだ訪れたことのないバーや憧れのバーを調べてみよう。初めてでは少し敷居が高いと思っていたバーも、この機会に思い切って足を踏み入れてみれば、実は非常に居心地のよい空間だったという発見も多いだろう。お気に入りのバーを見つけて、これからの忘新年会やクリスマスなどのイベントシーズンに備えてはいかがだろうか。