「響 JAPANESE HARMONY」発売
3月10日に発売されるブレンデッドウイスキー「響 JAPANESE HARMONY」の魅力を探る。
世界的なコンペティションにおいて、幾度となく受賞を重ねている「響」。英国ウイスキーマガジン主催のコンペティション、ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)においては過去5回(2007、2008年では「響30年」/2010、2011、2013年では「響21年」)世界一のブレンデッドウイスキー「ワールドベスト・ブレンデッドウイスキー」に輝いている。
その「響」ブランドからの新商品、「響 JAPANESE HARMONY」が2015年3月10日(火)から発売されることとなった。
ここで「響とは」を、改めて掘り下げてみよう。
「響」は1989年、サントリー創業90周年を記念して誕生した。
「響」という名前には「人と自然と響きあう」というサントリーの企業理念がこめられている。ウイスキーづくりを通して、世界中の人々と、かけがえのない自然と共生するという願い… 自然が育んだ大麦と清冽な水を使い、発酵や蒸溜、熟成まで、隅々まで行き届いた管理を経て出来上がった多彩な原酒。そこから熟練のブレンダーがひとつのウイスキーをつくり上げる。まさに人、自然、時間の生み出すハーモニーである。
加えて、「響」独特の印象的なボトルには、24面のカットが施されている。これは1日を24時間、1年を24節気とした日本古来の習わしに由来する。日本の四季と時の積み重ねの結晶であるウイスキーの豊かさをボトルシェイプで表現している。
蒸溜所の個性をそのまま生かしたシングルモルトと異なり、ブレンデッドウイスキーはブレンダーが指揮者となって、オーケストラのように様々な要素を持ったモルトやグレーン原酒の個性を引き出しつつ巧みにまとめ上げる交響曲のようなものだ。事実、1989年に発売された「響」はブラームスの「交響曲第一番第四楽章」をイメージしたという。「響」のブレンドを完成させたチーフブレンダー(当時)の稲富 孝一氏は、ヴィオラを嗜んでいたためこのような発想が可能だったのだろう。「響」はその意味でもウイスキー同士が響きあう見事な調和によってつくり上げられているのだ。
初代マスターブレンダー 鳥井 信治郎氏が目指した「日本人に愛されるウイスキー」。そのためのブレンディング技術は脈々と受け継がれ、進化を続けた。
そうして創業90年の集大成として究極のジャパニーズブレンデッドウイスキーが誕生したのである。
しかし、この「響」を日本だけにとどまらず世界の表舞台に連れ出した輿水 精一氏(現 名誉チーフブレンダー)は、「響」はこの先もブレンダーたちの挑戦と原酒の開発によって、ますます進化していくと語る。
中味が変わってしまうのではなく、より洗練されていくのだ。幾度となく世界最高峰の座を勝ち取っていながらも、立ち止ることはない。いや、その姿勢があるからこそ、星の数ほどブレンデッドウイスキーがあるなかで、多様な価値観や嗜好性を持つ世界中の人々にも称賛され喜ばれるウイスキーがつくれるのではなかろうか。
そして新発売となるこの「響 JAPANESE HARMONY」は「日本の四季、日本人の繊細な感性、日本の匠の技を結集したウイスキー」をコンセプトに、「響」らしい品格を持ちながらも、多彩な原酒のハーモニーによる華やかで洗練された飲みやすい味わいを実現しているとのこと。
国内だけでなく海外市場をも視野に入れた、全く新しい「響」だ。ノンエイジアイテムとして「12年」より手ごろな価格も嬉しい。
家族や友人との語らいの場で、海外の方への日本人の誇りが詰まったプレゼントとして。「響」が奏でるハーモニーが、人と人とのつながりを柔らかく豊かにしてくれることだろう。
一人でグラスを傾けるときにも、来し方行く末に想いを巡らせたり、人との縁や自然の恵みに感謝したり、穏やかに心の調和を取ってくれるはずだ。
「響」がある特別な時間を身近に…これからは「JAPANESE HARMONY」がその願いを叶えてくれる。3月まで今しばらくのご辛抱を。
【商品詳細】
商品名 |
響 JAPANESE HARMONY |
アルコール分 |
43% |
容量 |
700ml |
発売日 |
2015年3月10日(火) |
発売地域 |
全国 |
希望小売価格(税別) |
4,000円 |