JIM BEAM CITRUS HIGHBALL BARが、期間限定で営業中

September 1, 2015

昨年も好評を博した「JIM BEAM BAR」が、六本木ヒルズに帰ってきた。柑橘類を爽やかにアレンジしたハイボールが目玉の「JIM BEAM CITRUS HIGHBALL BAR」は、9月27日(日)までの期間限定営業。新しいバーボン体験が待っている。

文:WMJ

今年の夏は暑かった。その灼熱のさなかに発売された「ジムビーム シトラスハイボール缶<グレープフルーツ>」は、ついつい飲み過ぎてしまうほどに爽やかな美味しさだ。これまであまり意識したことはなかったが、柑橘類とバーボンは予想以上に相性がいい。

そして今、六本木ヒルズには気になる期間限定のバーがオープンしている。その名は「JIM BEAM CITRUS HIGHBALL BAR」。まさにジムビームと柑橘類の風味を組み合わせた、さまざまなハイボールのバリエーションが楽しめるのだという。

開店当日の8月28日、遅めのランチを兼ねて店に入る。棚に積まれたフルーツとジムビームのボトルが目に飛び込んだ。午前11時オープンで、テーブルチャージもないカフェのような営業形態。カウンターではバーテンダーたちが忙しそうにレモンやオレンジをスクイーズしている。

バーベキューにインスパイアされ、焼いたレモンを使用した「グリルドシトラスハイボール」。ローズマリーとの香りのダンスにうっとり。

シンプルなバーボンベースのカクテルは1杯400円から。だがここはやはり柑橘系のフレーバーとの相性を楽しんでみたい。

まず選んだのは、そのビジュアルが目を引いた「グリルドシトラスハイボール」(600円)。レモンにバーベキューのような焼き目がついている。グラスに口を近づけると、焼いたレモンの皮とローズマリーの香りがふわり。口に含んだら、飲みやすさの中にもバーボンのコクがはっきりと主張してきた。

フードも充実している。ケイジャンポテトフライ(305円)も、小エビと2種のキノコのアヒージョ(500円)も、香ばしいスパイスが効いてドリンクがすすむ。すべてがバーボンを引き立てるように考えられた味わいだ。

 

日本のウイスキー文化が見出した新しいバーボンの魅力

2杯目は「グレープフルーツ&マンゴシトラスハイボール」にする。マンゴには目がないのだ。その味は、予想を上回る繊細なものだった。マンゴとグレープフルーツが互いの風味を補いあい、フレッシュでリッチなフルーツ風味を完成させている。それでいて、バーボン特有の深みやバニラのような樽香にはまったく干渉していないのがカクテルの妙である。

スパイスが効いたさまざまなフードは、もちろんバーボンとの相性を意識している。どんな時間帯でも気軽に楽しめるごちそうだ。

メニューの種類は豊富だ。シトラス系のハイボールだけで9種類。選べない人には、3種類の味が飲み比べられる「シトラスハイボールフライト」(800円)が便利だろう。定番のハイボールやカクテルも6種類あり、バーボン通のためにメーカーズマーク、ノブクリーク、ベイカーズ、ブッカーズも揃えている。おかわり自由のコーヒーをはじめソフトドリンクも充実し、しっかりとした食事もできるのが嬉しい。

柑橘類とバーボンの相性を改めて実感させてくれたこのシトラスハイボールも、意外なことに世界ではメインストリームの飲み方ではない。バーボンの祖国アメリカでも、一大消費国のオーストラリアでも、コーラやジンジャーエルなどで割る人が多数派なのだ。繊細な風味のハーモニーをオールタイムで楽しむシトラスハイボールは、日本のウイスキー文化から生まれた世界への逆提案であるともいえる。

クールなバーボンカルチャーを前面に打ち出しながら、これまでにないバーボンの愉しみ方も提案してくれたJIM BEAM CITRUS HIGHBALL BAR。9月27日(日)までの約1カ月、何度か足を運んでまだ未体験の味わいも試してみたい。

 

JIM BEAM CITRUS HIGHBALL BAR
場所:六本木ヒルズ「ヒルズカフェ/スペース」
最寄駅:東京メトロ日比谷線「六本木駅」1C出口直結、都営地下鉄大江戸線「六本木駅」3出口徒歩4分
営業日:2015年8月28日(金)~9月27日(日)
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダーはフード22:00、ドリンク22:30)

 

シトラスハイボールなど、おすすめの飲み方を詳しく紹介したジムビームの情報はこちらから。

 

 

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