「ニッカ カフェモルト」が、ISC 2017で最高賞「トロフィー」を受賞
世界的な酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2017」で、「ニッカ カフェモルト」がグレーンウイスキー部門カテゴリーの最高賞である「トロフィー」を受賞した。ニッカウヰスキーにとっては3度めの栄誉であり、モルトウイスキー、ブレンデッドウイスキーに次ぐ3部門めの最高賞受賞となる。
文:WMJ
世界的な酒類品評会である「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)2017」において、ニッカウヰスキーが製造するウイスキー「ニッカ カフェモルト」がグレーンウイスキー部門カテゴリー最高賞となる“トロフィー”を受賞した。
ニッカブランドが“トロフィー”を受賞するのは、2009年の「竹鶴21年ピュアモルト」、2015年の「フロム・ザ・バレル」に次いで3度目となる。モルトウイスキー、ブレンデッドウイスキー、そしてグレーンウイスキーで最高賞を受賞したニッカのウイスキーづくりが、あらためて世界に高く評価される形になった。
受賞した「ニッカ カフェモルト」は、ニッカウヰスキーが所有する伝統的なカフェ式連続式蒸溜機(カフェスチル)を使用し、大麦麦芽(モルト)だけを原料にしてつくられたウイスキー。カフェスチルでつくられるグレーンウイスキーは主にトウモロコシを原料にしたものが一般的だが、ニッカウヰスキーでは大麦麦芽を原料にカフェスチルで蒸溜した新しい味わいの原酒づくりにチャレンジしてきた。「ニッカ カフェモルト」は、カフェ式だからこそ感じられるモルトの甘さと芳ばしさ、ほのかなバニラの香りと軽快なモルト香を特長とするウイスキーである。
「ニッカ カフェモルト」は、2014年1月に欧州で先行発売されて以来、ニッカウヰスキーならではのユニークな味わいとシンプルでモダンなデザインが好評を博してきた。日本でも2014年6月から販売を開始し、現在も日本、欧州、米国などの広い地域で人気を誇っている。
佐久間正チーフブレンダーが喜びのコメント
今回の受賞を受けて、ニッカウヰスキーチーフブレンダーの佐久間正氏は次のようにコメントしている。
「モルトウイスキーである『竹鶴21年ピュアモルト』、ブレンデッドウイスキーの『フロム・ザ・バレル』に続いてグレーンウイスキーの『ニッカ カフェモルト』がウイスキー部門カテゴリー最高賞”トロフィー”を受賞できたことは、様々なカテゴリーの商品で価値を提供してきた弊社のウイスキーづくりが世界レベルで認められた証と考えています。また、『ニッカ カフェジン』『ニッカ カフェウオッカ』を発売したこの2017年に同じ『カフェ式連続式蒸溜機』から生まれる『ニッカ カフェモルト』が受賞したことは大きな喜びでもあります。ニッカウヰスキーをお飲みいただいている多くのお客様に感謝をするとともに、これからもこの受賞を励みとし、今まで以上に品質とおいしさを追求した商品づくりに取り組んでまいります」
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)は、毎年イギリスの酒類専門出版社「ドリンクス・インターナショナル」が主催している酒類品評会。ウイスキー部門のほか、ブランデー、テキーラ、ジン、ウォッカなどの部門があり、審査はブラインド・テイスティングによって厳正におこなわれる。各部門のカテゴリーから金賞、銀賞、銅賞などが選ばれ、金賞の中から選出される“トロフィー”が最高賞となる。ウイスキー部門では、世界の著名なウイスキー蒸溜所のブレンダーやディスティラーが審査にあたっている。
ニッカウヰスキーによると、ニッカブランドのウイスキーはフランスやイギリスなどの欧州地域、アメリカ、オーストラリアなどでも認知度が高まっており、特に海外で人気の高い『フロム・ザ・バレル』『ニッカ カフェモルト』『ニッカ カフェグレーン』などの売れ行きが好調である。2017年には、海外で150,000箱(1箱=700ml×12本に換算)が販売される見込みであるという。
3つめのカテゴリーで、嬉しい最高賞に輝いたニッカウヰスキー。独自の歴史と製法から生み出される高品質なウイスキーが、国内外でさらにファン層を広げることになるだろう。
ニッカ カフェモルト品目:ウイスキー アルコール度数:45% 容量:700ml 価格:オープン価格 |
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