ジムビームの新銘柄が好評発売中
今年7月に発売されたジムビームの新銘柄が話題を呼んでいる。ユニークな手法で味わいを進化させたウイスキー「ジムビーム デビルズカット」と「ジムビーム ダブルオーク」。さらにはジムビームのなめらかな味わいに爽やかなアップルフレーバーを加えたリキュール「ジムビーム アップル」。ウイスキー通にもビギナーにも楽しめる味わいをご紹介しよう。
文:WMJ
ますますハイボールの人気が高まる中、日本でもバーボンの味わいに親しみを感じる人が増えてきた。サントリーによると、2015年の「ジムビーム」の国内販売量は前年比162%と大きく伸びている。串かつや焼き鳥などの居酒屋料理と絶妙な相性が証明された「ビームハイ(「ジムビーム」のハイボール)」も人気急上昇中の2016年夏、ジムビームブランドからユニークな味わいの新銘柄3種類が発売された。
なかでもバーボン愛好家たちが注目しているのは、「ジムビーム デビルズカット」。これはジムビームならではの視点と技法を活かした極めてユニークなウイスキーである。ウイスキーファンなら「エンジェルズシェア」、すなわち天使の分け前という言葉をご存じかもしれない。ウイスキーの熟成中に蒸発して失われる原酒の分量のことであるが、実は自然の摂理によって失われていく原酒は他にもある。
熟成を終えてボトリングのために樽からウィスキーを取り出した後でも、まだ樽材の中に染みこんだ状態で残された分をディスティラーたちは「デビルズカット」、すなわち悪魔の分け前と呼び習わしている。今回リリースされた「ジムビーム デビルズカット」は、樽の中に入り込んでしまったこの原酒を特殊な手法で抽出し、厳選したバーボン原酒とブレンドしたボトルである。木との接触が多い原酒を使用しているため、力強いオークの香りとほのかな苦味があり、豊かなバニラのフレーバーが香り立つバーボンに仕上がっている。まさに悪魔に横取りされた香味の強いウイスキーを、ジムビームが独自技術で奪還した成果を味わう楽しさがある。
伝統のフレーバーを強化した新しいバーボンの世界
さらに「ジムビーム ダブルオーク」は、4年間バーボン樽で熟成させた後、さらにアメリカンホワイトオークの新樽で熟成させた原酒を使用したボトル。新樽の清々しさにキャラメルのような甘みとスムースな味わいを備えた、生粋のバーボンファンをうならせる注目の新銘柄だ。
そして最後の「ジムビーム アップル」は、「ジムビーム」に青リンゴ風味のスピリッツを加えることで、マイルドな口当たりとフレッシュで爽やかな味わいを実現した新境地。分類上はリキュールであるが、ジムビームならではの風味を活かした話題のフレーバードウイスキーの一種である。
世界120ヶ国以上で飲まれているジムビームは、世界市場の約41%を占める売り上げ世界ナンバーワンのバーボンブランド。200年を超える歴史は、新たな伝統を獲得する技術革新の連続だった。ケンタッキーにたどり着いた創業者ジェイコブ・ビームが独自のレシピや製法で新しいアメリカ産ウイスキーの土台を確立させ、樽詰めウイスキーを発売したのが1795年のこと。以来、複雑な風味と香味が増すサワーマッシュ法にこだわり、石灰岩層で濾過された天然水「ライムストーンウォーター」は深くマイルドな味わいに寄与している。
現在のマスターディスティラーは、ビーム家の7代目当主のフレッド・ノウ氏。秘伝のレシピと製法を受け継ぎながら、これまでも新しい技術とアイデアでファンの期待に応えてきた。今回は上記の新しい3商品をラインナップに加えつつ、「ジムビーム ブラック」(旧ジムビーム ブラックラベル)と「ジムビーム ライ」はパッケージを、「ジムビーム ハニー」はパッケージと中味をリニューアルしている。
どのボトルを選んでも、ジムビーム定番のマイルドな深みがそこにある。バーボンファンはもちろん、ウイスキー初心者の方でも、オンザロックやハイボールで気軽にその世界観が楽しめるはずだ。
ジムビーム デビルズカット 容量:700ml
|
ジムビーム ダブルオーク 容量:700ml
|
ジムビーム アップル 容量:700ml |
※価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。
バーボンの歴史や愉しみ方をはじめ、世界No.1バーボン「ジムビーム」のすべてがわかるブランドサイトはこちらから。 |
WMJ PROMOTION