SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」が10月に第2期の発売を開始
今年4月に数量限定で発売され、大きな反響を呼んでいるSUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(アオ)。第2期の発売が、いよいよ10月8日からスタートする。世界5大ウイスキーが競演するユニークなブレンドを再び体験してみよう。
文:WMJ
1924年にウイスキーの蒸溜を始めたサントリーは、ジャパニーズウイスキーを世界の5大ウイスキーのひとつにまで押し上げた立役者だ。そして2014年にビームサントリーが誕生すると、5大ウイスキーの蒸溜所を所有する世界唯一の企業グループにもなった。
異なる風土と伝統で育まれた5大ウイスキーの原酒を、ひとつにブレンドした「ブレンデッドワールドウイスキー」。そんな夢のような商品開発を指揮したのは、サントリー5代目チーフブレンダーの福與伸二氏だ。サントリーが長年こだわってきた「調和」だけでなく、原酒の個性を重ね合わせる新しいブレンド手法で各原酒の個性を表現した。
華やかなのに、重厚で素朴。まろやかでありながらスパイシー。濃度、温度、飲み方を変えるたびに、表現される個性が変化する。それがSUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」の味わいだ。福與氏いわく「一言で語り尽くせないほど、非常に複雑なウイスキー」。今年の4月に発売されると、すぐに国内のウイスキーファンや世界の関係者を驚かせた。
5大ウイスキーの競演を堪能
「碧Ao」に使用しているスコッチウイスキーは、アードモアとグレンギリーだ。アイリッシュウイスキーはクーリー蒸溜所。アメリカンウイスキーはジムビーム。カナディアンウイスキーはアルバータ蒸溜所。そして本国のジャパニーズウイスキーには、山崎蒸溜所と白州蒸溜所が選ばれている。
ひとつひとつの原酒には、ブレンド構成において重要な役割がある。スコッチウイスキーが発揮するのは、スモーキーでスパイシーな厚み。アイリッシュウイスキーがその複雑さを増幅させ、アメリカンウイスキーが華やかな香りとバニラの味わいを加える。その味わいと口当たりをカナディアンウイスキーがやわらげ、ジャパニーズウイスキーが全体をまとめる。このような風味の重なりが、水やソーダなどで割るとさらに多彩な表情を見せてくれるのが面白い。
香りは華やかで、バニラやパイナップルを思わせるフルーティーなトップノートがある。クリーム系の甘さと、濃厚さでウッディな香りが続く。口に含むと、清らかな甘み。スモーク香やシナモンを思わせるスパイスも次第に高まってくる。フィニッシュでは甘さ、スモーク香、スパイス、ウッディな要素が複雑に絡み合いながら心地よい余韻が続く。
新分野を切り開いた商品に相応しく、パッケージにもこだわりが満載だ。ブランドカラーは、地球をイメージさせる美しい海の「碧(あお)」。5大ウイスキーを象徴する五角形のボトルで、書家の荻野丹雪氏による「Ao」の筆文字が匠の技を表現している。
世界5大ウイスキーの個性が織り成す、複雑で豊かな香味の変化は体験してみないとわからない。ウイスキーがますます美味しくなる秋の夜長に、グラスの中の多様な世界を旅してみたい。
SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」 容量:700ml 希望小売価格:5,000円 アルコール度数:43% ※価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。 |
5大ウイスキーをブレンドした世界で初めての味わい。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」のホームページはこちらから。
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