極上のピートが香る「ボウモア ヴォルト」の新エディションが数量限定発売

October 8, 2019

アイラモルトの女王と謳われるボウモアの象徴は、海抜0mの「第1貯蔵庫」だ。海のアロマを間近に浴びたアイラファン垂涎のウイスキーが、味わいを変えて再び数量限定で発売される。

文:WMJ

 

岩がちな海岸沿いにある古い白壁の蒸溜所。北の海の波しぶきが霧のように漂い、熟成中のウイスキー樽に滲み込んでいく。スモーキーなウイスキーが好きな人なら、原風景のように憧れるアイラモルトのイメージだ。そんな場所が、実際に存在するといったら信じられるだろうか。

インナーへブリディーズ諸島の最南端に位置するアイラ島は、ウイスキーファンによく知られたモルトウイスキーの聖地。この島で1779年に創業されたボウモア蒸溜所は、スコットランドでも屈指の歴史を誇る蒸溜所だ。伝統のフロアモルティング製法を今でも守り、麗しい気品と力強さを兼ね添えたシングルモルトウイスキーが「アイラモルトの女王」と称えられている。

ボウモア蒸溜所の敷地内には、3棟の貯蔵庫がある。特に有名なのは「No.1 Vaults(ヴォルト)」、つまり第1貯蔵庫だ。海に面して建つボウモア最古の貯蔵庫で、海抜は実に0メートル。天候によっては、外壁に大西洋の波しぶきが容赦なく打ちつける。周囲にはいつもスプレーのように海水のアロマが舞い上がり、貯蔵庫内にもかすかに潮の香りが漂っているという環境だ。

敷地内にある3棟の貯蔵庫で、特に有名なのはボウモア最古第1貯蔵庫だ。英語では「No.1 Vaults(ヴォルト)」。海抜0メートルという場所のため、海が少しでも荒れると外壁に大西洋の波しぶきが打ちつける。周囲にはいつもスプレーのように海水のアロマが舞い上がり、貯蔵庫内にもかすかに潮の香りが漂っているという環境だ。

こんなウイスキーファン憧れの場所でじっくりと熟成されたシングルモルトウイスキーが、2017年より数量限定発売されている「ボウモア ヴォルト」である。

 

ピートを強化した優雅なスモーク香

 

「ボウモア ヴォルト」は厳選された樽で熟成され、50%という高めのアルコール度数でボトリングされている。昨年までのファーストエディション「アトランティック・シーソルト」は海の香りを強調したアロマが特徴だったが、このたび発売されるのはセカンドエディション。その名もずばり「ピート・スモーク」である。

グラスに注ぐと、色は鮮やかなゴールデンブラウン。ピートの香りと甘い匂いに、キャラメルや皮革のニュアンスも溶け合い、タイム、ローズマリー、ミントなどのハーブ香も感じさせる。口に含むと、甘いチェリーや完熟のフルーツ。そして燻製小屋や火山灰を思わせるような深いピートのスモーク風味がある。

そしてボウモアといえば、やはり圧巻のフィニッシュが魅力だ。甘くクリーミーな後味には、かすかなミネラル感も漂っている。

ピート由来のスモーク香を強化し、デザインも刷新した「ボウモア ヴォルト」。まさにボウモア第1貯蔵庫ならではのマイクロクライメート(微気候)を閉じ込めた贅沢なシングルモルトウイスキーである。ボトリングされたばかりの新しい魅力を、この秋にじっくりと味わってみたい。

 

ボウモア ヴォルト

容量:700ml
アルコール度数:50%
希望小売価格(税別):12,000円
※価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。

▼発売期日:2019年11月5日(火)(数量限定)

▼発売地域:全国

アイラモルトの女王と謳われるボウモアの歴史、製法、商品などの情報が満載のオフィシャルサイトはこちらから。

 

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