「ラフロイグ ロア」が数量限定で再発売
スモーキーなモルトウイスキーの聖地アイラ島でも、特にリッチな味わいで「アイラモルトの王者」と称えられるラフロイグ。その味わいをさらに深めた最高にリッチなウイスキーが数量限定で発売される。
文:WMJ
海のヨードとピートの煙。スモーキーなアイラ島産のウイスキーのなかでも、特にリッチな風味から「アイラモルトの王者」と謳われているのが1815年創業のラフロイグだ。チャールズ皇太子が愛する王室御用達ブランドとしても知られ、圧倒的な個性で世界中のピートマニアに支持されている。
このたび11月5日より数量限定で再発売される「ラフロイグ ロア」は、ラフロイグが200年以上にわたって受け継いできたノウハウの結晶。ジョン・キャンベル蒸溜所長が、多彩な香味を融合させてリッチな味わいを極めた逸品だ。「ロア」とは、口伝で受け継がれる先祖代々の伝統を意味するゲール語である。
キャンベル氏いわく、「ラフロイグ ロア」の香味の鍵は「ダブルマチュアード原酒」にある。これはヨーロピアンオークの新樽で熟成した後、ファーストフィルのバーボン樽に移し替えてさらに熟成させる手法だ。かつてのラフロイグはすべてのニューメイクスピリッツをファーストフィルのバーボン樽で貯蔵していたが、ビームサントリー傘下になって多彩な樽戦略を採用している。
オロロソシェリーのホグスヘッド(ファーストフィルとセカンドフィル)、クォーターカスク(ファーストフィルとセカンドフィル)、一度ラフロイグを貯蔵した古樽。以上の3種類のカスクに、ダブルマチュアード(バーボンバレルとヨーロピアンオークバレル)の原酒を加えてマリッジすることで、特にユニークな風味を完成させたのが「ラフロイグ ロア」である。
「リッチの中のリッチ」を謳うラフロイグの真髄
「ラフロイグ ロア」のヴァッティングには、幅広い熟成年とカスクタイプの原酒が使用されているという。キャンベル氏いわく、48%でボトリングしたのは味わいのバランスが最善であり、ノンチルフィルターでボトリングできる度数だから。他の定番商品との違いを表現するため、ラベルは通常のラフロイグのイメージを反転させたダークグリーンを採用している。
バラエティ豊かな原酒をマリッジした「ラフロイグ ロア」を実際に味わってみよう。
グラスから立ち上がるのは、ラフロイグならではのヨード感と潮の香り。口に含むと、舌の上にビターチョコレートと唐辛子のようなパンチがある。やがてピート香にどんどん甘味も加わり、うっとりするような余韻がいつまでも続く。この壮大なフィニッシュは、長期熟成原酒がもたらす効果に違いない。
トレードマークである薬っぽいピートのスモーク香はそのままに、驚くべき深みと複雑さを備えたラフロイグである。
そもそもジョン・キャンベル氏は、すべてのスコッチウイスキーのなかでラフロイグがもっともリッチなウイスキーであると考えて譲らない。「ロア」が湛えるフレーバーの深みを、本人は「最高のリッチ(richest of the rich)」と評価している。
発売されるたび、すぐに予定数量を完売する「ラフロイグ ロア」。熱烈なファンの要望に応えて、今年も数量限定で日本にやってくる。唯一無二のウイスキーで、アイラモルトの王者の真髄に触れてみたい。
商品名:ラフロイグ ロア容量:700ml 希望小売価格:10,000円 アルコール度数:48% 発売期日:2019年11月5日(火) 数量限定 ※価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。 |
“アイラモルトの王”と呼ばれ、世界で最も愛されているアイラモルト「ラフロイグ」の製法やラインナップを紹介したオフィシャルサイトはこちらから。
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