「メーカーズマーク」のコンセプト店で上質なハイボールを堪能

July 26, 2017

7月18日より、東京銀座のコリドー街近くで営業を開始したコンセプト店「Maker’s Mark CRAFT HIGHBALL STAND」。「メーカーズマーク」をベースにしたこだわりのハイボールや美味しいフードが、手づくりウイスキーの魅力をさらに引き立ててくれる。

文:WMJ

 

「メーカーズマーク」といえば、華やかな香りとまろやかな味わいが人気のプレミアムバーボン。スタイリッシュなボトルと、1本ごとに手作業で封蝋した赤いキャップがトレードマークである。マスターディスティラーのグレッグ・デイビス氏が語るように、メーカーズマークの「手づくり」には妥協がない。入荷する原料は文字通りすべて手に取って吟味し、工程の多くも手作業に頼っている。蒸溜されたニューポットの品質は必ず嗅覚と味覚で確かめ、職人が仕上げた樽でしっかりと熟成する。あの世界に二つとない赤色のキャップには、ボトル1本1本の品質にかけた類まれなクラフトマンシップが込められているのだ。

そんなメーカーズマークの世界観を楽しめるコンセプト店が、東京・銀座にオープンした。ドリンクの主役は、さまざまに工夫を凝らしたハイボールである。こだわりのハンドメイドウイスキーでハイボールをグレードアップしたい人も、未知の楽しみ方に出会いたいバーボンファンも、同店のハイボールは一度体験してみる価値があるだろう。

定番の「メーカーズクラフトハイボール」は、自分でオレンジピールを搾って華やかな香りをプラスする。作法を図解したポップアップがかわいい。

シェーカーでフルーツとスパイスをメーカーズマークにミックスし、ソーダを加えて作る「メーカーズマーク シェイクハイボール」。まろやかなウイスキーが、さらに洗練された風味に変化する。

もっともスタンダードな1杯は、「メーカーズクラフトハイボール」。メーカーズマークを1:4のソーダ割りにして、オレンジピールを添えた華やかな香りが特長だ。通常はバーテンダーの裏技であるピール搾りを、客がみずからおこなうという発想が新鮮である。その作法はテーブル上のポップアップで解説されている。グラスの縁より下から、30度上方向に向かってピールを搾ること。グラスに近すぎると皮の苦みも移ってしまうので、必ず4~5cm離して搾ること。こうすることでオレンジの苦味をグラス外に落としながら、華やかな香りだけを受け止められるのである。

目に見えないほどのわずかな液体だが、オレンジピールの効果はてきめんだ。メーカーズマーク本来の甘くまろやかな風味を補完するように、オレンジの香りがうっとりと鼻孔を満たす。「メーカーズクラフトハイボール」には、他にもライム、ローズマリー、コーヒー豆を入れたバリエーションが用意されている。果汁を絞って混ぜるのではなく、あくまで繊細な香りをプラスすることで、ウイスキーの風味をさらにレベルアップするのがポイントだ。

 

ワンランク上のハイボール文化を発信

 

同店では、さらにひと手間加えたハイボールも味わえる。そのひとつが「メーカーズマーク 漬込みハイボール」だ。「レモン&ジンジャー」「ライム&シナモン」「オレンジ&ジュニパー」という柑橘とスパイスのペアをあらかじめメーカーズマークに漬け込み、ソーダで割って楽しむというものである。

さらに大胆なのが「メーカーズマーク シェイクハイボール」だ。「ライム&キューカンバー」「レモン&バジル」「グレープフルーツ&ローズマリー」という素材の組み合わせをそれぞれメーカーズマークと一緒にやさしくシェイク。シェーカーグラスに直接ソーダを注いで、そのまま味わう。従来のハイボールの概念を超えたクリエイティブなカクテルは、ていねいに手づくりされたメーカーズマークのまろやかさをいっそう引き立ててくれる。

手づくり感たっぷりのフードは、すべてメーカーズマークとの関連を意識して用意されたもの。特に肉料理はハイボールとの相性が抜群である。

そしてもちろんフードメニューも楽しみのひとつだ。自家製シャルキュトリ盛り合わせ、スタッフドミートボール、カリカリスティックベーコンなどは、バーボンと肉料理の相性のよさを実感させる味わい。また調理や原料にメーカーズマークを使用したステーキフリットや生チョコレートなども同店ならではの考え抜かれたメニューである。

開店したばかりの「Maker’s Mark CRAFT HIGHBALL STAND」は、18席のオールスタンディングという小さなバー。スタイリッシュな空間にメーカーズマークの世界観が表現されており、バーテンダーとの距離も近いので気軽にウイスキーの魅力を学べるだろう。

サントリーは、このコンセプト店のエッセンスを取り入れたメーカーズマークのモデル店「メーカーズマークハウス(MMハウス)」を全国200店舗に展開していく予定である。この夏は、こだわりのウイスキーで作ったワンランク上のハイボールを楽しんでみよう。
 

Maker’s Mark CRAFT HIGHBALL STAND

東京都中央区銀座7-2-14 第26ポールスタービル1F B室

営業時間 16:00~23:30(土曜日のみ14:00~23:30)

(ラストオーダーはフード22:30、ドリンク23:00)

定休日 日曜日、祝日

電話 03-6263-9919

席数 スタンディング18席

経営・運営 株式会社MYU

手づくりにこだわったプレミアムバーボンウイスキー「メーカーズマーク」の歴史、商品、楽しみ方などが満載のオフィシャルサイトはこちらから。

 

WMJ PROMOTION

カテゴリ: features, TOP, イベント, 最新記事