ザ・ソサエティ ジャパニーズリリースイベント開催
会員制ウイスキー組織であるザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(以下ザ・ソサエティ)から、新規認定のグレーンウイスキーを含むジャパニーズの11アイテムが発売となる。
ザ・ソサエティは、1983年にエディンバラの古い港町リースで設立された。ピップ・ヒルズ氏が数人の仲間とシンジケートを組んでスペイサイドの蒸溜所から樽を購入し、分け合った事から始まる。
そのウイスキーは非常に素晴らしく、仲間がまた仲間を呼び、シンジケートはまたたく間に発展しソサエティを形成するまでに至ったそうだ。現在ではエディンバラ本部のほか世界17カ国に支部を持ち、約3万人の会員を抱えている。
この組織内ではウイスキーを蒸溜所名やブランド名で呼ぶことはない。
蒸溜所はザ・ソサエティが樽を購入した順番にリストに登録され、会員はその蒸溜所コード+リリース順からなる数字でウイスキーを識別する。このシステムは蒸溜所の名前にとらわれずウイスキーを楽しむためだ。
しかしこれによって、ザ・ソサエティの秘密めいたイメージと会員制という特別感を保っている。
会員に販売されるウイスキーは樽買いされ、チルフィルタリング、着色、加水は行われない。
つまり通常オフィシャルでは販売されることの少ないシングルカスクが手に入るのだ。全てのボトルには詳細なテイスティングコメントがつけられ、蒸溜所名がなくても自分の好みに合ったウイスキーを選ぶことができる。
購入権はもちろん会員のみ…1つの樽を会員でシェアするという、組織発足以来のスタンスを守っている。また、年に4回のニューリリースにあわせて全国8か所でサンプリング会が行われているので、テイスティングしてから購入するボトルを吟味することも可能だ。
今回、全世界の会員だけでなく、多くのウイスキーファンが待ち望んだジャパニーズウイスキーの新商品11アイテムがリリースされることとなった。
しかも、2月25日には2種、3月10日には一挙に9種―しかもそのうちに新規にザ・ソサエティ登録蒸溜所として認定された2蒸溜所からのグレーン3種を含んでいる。
2月発売の2アイテムは余市、山崎の蒸溜所からのモルト。3月発売ではそのほかに白州、宮城峡からモルトが2種ずつ、注目のグレーンは宮城の2種、知多から1種がリリースされる。
宮城峡のグレーンは、正確には「カフェグレーン」と「カフェモルト」。「カフェモルト」がグレーンと分類されるのは、シングルモルトはポットスチルで蒸溜されたものと定義づけられるためだ。
そしてこれらの特別なリリースを記念してのイベント「11人の侍」が3月6日(金)パークホテル東京25階のラウンジにて開催されることとなった。
参加費にはウエルカムドリンクと20枚綴りのテイスティングチケットが含まれており、各ウイスキーはボトルの値段に応じてチケット1~8枚と交換してオーダーが可能。
上記のニューリリースのほか、100本以上のザ・ソサエティモルトが揃うとのこと。希少なジャパニーズシングルカスクが楽しめるだけでなく、過去の人気アイテムなども試せるのは嬉しい。
お申し込みはこちらから。当日はスペシャルゲストも登場するとのことなので、ぜひこの機会をお見逃しなく。
イベント詳細:
日時 | 2015年3月6日(金)19:30~21:30 |
会場 | パークホテル東京25階 ラウンジ |
東京都港区東新橋1-7-1汐留メディアタワー | |
参加費 | ザ・ソサエティメンバー:5,000円/ノンメンバー:6,000円 |
定員 | 120名 |
ドレスコード | スマートカジュアル |
お申し込み | https://shop.smwsjapan.com/ |
テイスティング | 上記参加費にはウエルカムドリンクと20枚綴りのテイスティングチケットが含まれます。 ボトルの値段に応じ、テイスティングチケット1~8枚でお楽しみいただけます。 ニューリリースのほか、100本以上のザ・ソサエティモルトをご用意。 |