Tokyo International BarShow + WHISKY LIVE 開催!

April 22, 2013

カクテル文化振興会が主催するアジア最大級のカクテルとウイスキーの一大イベント『Tokyo International BarShow + WHISKY LIVE TOKYO 2013』が去る4月20・21日の二日間、ベルサール渋谷ガーデンで開催された。  (PHOTO:Julen Esteban-Pretel)

前身となるWHISKY LIVE TOKYOから数えて13回目、BarShowという冠が与えられてからは2回目となる今回は、来場者数と出展社数の増加に伴い会場を六本木から渋谷に移しての開催となった。昨年から加えられたBarShowという新しいコンセプトが、これまでのウイスキーライヴに更なる新しい風を吹き込み、潜在的な来場者を呼んだことによって、より大きな会場を捜し求めて渋谷に辿り着いた格好だ。

会場となったのはベルサール渋谷ガーデン。昨年完成したばかりの最新のイベントホールで、1階にメインホール、地下に広大なホールを二つ備える国内でも最大級の屋内施設だ。イベントはこれらのホールを全て貸し切って行われ、床面積でだけ取って言ってもこれまでのお酒のイベントの中で最も大規模のものとなった。

メイン会場となる1階にはメインステージが設けられ、今回のテーマである「レジェンズ&ライジングスターズ」として日本からは毛利隆雄氏、耳塚史泰氏イギリスからピーター・ドレリ氏、アメリカからジム・ミーハン氏が登壇。各人のバーテンディング技術やバーテンダーとしての哲学で観客の関心を集めた。また、フレアバーテンディングショーやフルーツカッティング、アイススカルプチャー(氷の彫刻)など、お酒にまつわる多彩なショーも会場を盛り上げた。とりわけ女性バーテンダーによるバーテンディングコンペティション「なでしこバーテンディングチャレンジ」では、女性らしい上品でしなやかなバーテンディングに会場の多くの注目を集め大変盛況なものとなった。なお、記念すべき第1回の優勝者はNBA富山支部の三栖まりやさんがその栄冠に輝いた。

 

地下フロアでは主に試飲を楽しむことができ、出展ブランド数も過去最大級。それぞれ自慢の製品や新しい飲み方やカクテルの提案など、各社趣向を凝らしたプレゼンテーションを実施していた。同時に会場内に設けられたふたつのミニステージでは各ブランドからパネラーが登壇し、自社の製品を紹介。このミニステージは参加無料ということもあり、2日にわたり42ものプログラムが開催されたのだが、ほぼ全てのプログラムが満席となった。満席となったミニステージの周囲には入りきれなかった観客が枠を取り囲むように観覧する姿も見られたほどだ。それぞれのブランドの魅力はもちろん、パネラーやプレゼンテーションを間近で見られることも人気の秘密のひとつだったと言えるだろう。

このように二日間のお酒の祭典は非常に盛況の中、幕を下ろした。Tokyo International BarShowでは公式サイトで今後アンケートなども実施される事になっているので、ぜひご期待頂きたい。

【PHOTO GALLERY】

 

カテゴリ: Archive, features, イベント, 最新記事