ウイスキーヒルズアワード2013 発表

November 14, 2013

11月12日、「ウイスキーヒルズ2013」スタートに伴い、「ウイスキーヒルズアワード2013」が発表となった。

本年も「ウイスキーヒルズアワード」発表セレモニーがグランドハイアット東京にて行われた。過去3回「ウイスキーラバーズアワード」として行われたこのアワードは、昨年から「ウイスキーヒルズアワード」と名称を変更。
「Best Whisky Lover」は自身の世界観を創るために日々努力を惜しまない姿勢が、「時間」「熟成」といったウイスキー独自の価値観と相通じる、ウイスキーの新しいイメージリーダーにふさわしい著名人に贈呈されるもの。
「Whisky Master」はある特定のジャンルにおいて長く第一線で活躍し、たゆまぬチャレンジを続けた結果、その実績が幅広く認められている著名人に贈られるものである。
本のウイスキーづくり90周年であるこの年に、一年を締めくくるこのアワードは一層大きな意味を持っている。

まず発表となった「Best Whisky Lover」として、俳優の綾野剛さんが登場。
「このような賞をいただける年齢になったんだなと思います。考え事をしているときにウイスキーが飲みたくなります。1秒を1秒として感じられるというか…時間を楽しめる飲み物。奥深いですし、まだまだ知りたいですね。」とコメント。

同じく「Best Whisky Lover」を角ハイボールのCMでおなじみの女優の菅野美穂さんが受賞。
美しさを保つ秘訣は?という質問に「毎日のハイボールです」と答えて場内を笑いに包んだ。
また、「山崎蒸溜所へ見学に行ったことがあります。今ここで飲んでいるウイスキーはずっと前につくられたもので、今ここでつくっているウイスキーはずっと後になってから飲まれるもの。そう思うとロマンを感じますね」と語った。

そして栄えある本年の「Whisky Master」には、俳優の北大路欣也さんが選ばれた。
北大路さんは「ウイスキーは仕事がうまくいって喉が渇いたときに飲みたくなりますね。爪の先までエネルギーが満ちる感じがしますし、この上なく癒しを与えてくれます」とウイスキーが共にあるご自身の生活について語った。

その後ステージではトークショーが行われた。
北大路さんは、憧れていた故石原裕次郎さんにロックグラスを片手に挨拶をしてもらったことが忘れられないというエピソードを語った。その話に耳を傾ける綾野さんは「僕にとっては北大路さんが大先輩なので…」と終始緊張した面持ち。
自然のなかで熟成していくウイスキーに対する思い―北大路さんは「良い意味での儚さ」と時が育むウイスキーの奥深い価値を表現し、共感を呼んだ。

そして六本木ヒルズ66プラザへ場所を移す。こちらには高さ10mのクリスマスツリーが立っており、受賞者による乾杯を合図に点灯された。12月25日まで六本木ヒルズを華やかに彩ってくれる。

ツリーのそばでは「ウイスキー&イルミネーション」と題したブースとテーブル代わりの樽が並び、200円でウイスキーが愉しめる。ホットウイスキーで体を温めながら煌めくツリーを眺め、この1年を思い起こしたりクリスマスのプランを立てたりするのもいいだろう。

また「ウイスキー最初の1杯100円キャンペーン」が実施されているキャンペーン参加飲食店(19店)のほかにも、3万円以上の購入で「山崎」または「白州」の350mlボトルをプレゼントしてくれるショップもあり、クリスマスのショッピングにもウイスキーが笑顔を運んでくれそうだ。

クリスマスまであと1か月少々…この時期限定、ウイスキーの魅力を満喫できる六本木ヒルズに足を運んで、年末までのひと時をお過ごしいただければと思う。

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