ブラックニッカ フリージングハイボールを味わう【後半/全2回】
取扱店でしか味わえない、ブラックニッカ フリージングハイボールの美味しさを体験する。そこには進化する食中酒とも呼ぶべきウイスキーの新たな可能性が宿っていた。
文:WMJ
【←前半】
百聞は一飲に如かず。ウェブサイトでブラックニッカ フリージングハイボールの飲める店を検索して、ビアホール「スーパードライ新宿」にやってきた。
ブラックニッカ フリージングハイボールのオーダーが入ると、カウンターのスタッフが専用タンブラーを氷で満たす。傾けたタンブラーの内壁に注ぎ口を当て、氷を避けるようにしてゆっくりと注ぐのは、炭酸の抜けを最小限に留めるコツのようだ。
テーブルに届いたステンレス製タンブラーは、冷気で白く曇っている。生ビールの中ジョッキよりは小ぶりだが、アルコール度数を考えるとちょうどよい大きさであろう。
一口飲んでみると、生き生きとした炭酸の感触が心地よい。糖度とは異質な、ほんのりとした甘みが鼻に抜けてくる。揚げ物を食べてからまた一口飲むと、爽快さがいっそう際立っている。氷点下まで冷やしているせいか、アルコールのアタックは感じられない。タンブラーの薄さもちょうどよく、口当たりが軽いのですいすいと飲み干してしまった。
2杯目は、ブラックニッカ フリージングハイボールを氷なしでオーダーする。炭酸の感触がダイナミックで、ウイスキーの味もはっきりと伝わってくる。ここでもやはりアルコールの感触は希薄で、度数9%とは思えないほどに喉越しがいい。
食事と一緒に楽しむと、味覚がハイボールのリフレッシュ感を求め、頻繁にタンブラーに手が伸びることになる。専用タンブラーの冷涼感は秀逸で、氷なしでも氷点下の冷たさがしばらく保たれていた。
美味しい料理を、もっと美味しくしてくれるのが食中酒の役割。ならばこれほどオールラウンドな食中酒も珍しいのではないだろうか。ノンピートのニュートラルな風味は、ひょっとしたらビールよりも汎用性が高いかもしれない。食事の味を際立たせ、食欲を増進させるブースターのようなドリンクだ。
そして喉越しの爽快感も手伝って、飲み進めてしまった。「いつもより1杯多く飲んでしまいます」という佐久間正チーフブレンダーの言葉を思い出した。なるほど、これならおかわりが増えるのも納得だ。
食中酒としてのハイボールが進化する
ブラックニッカ フリージングハイボールが持つオールマイティーな食中酒としての魅力は、佐久間氏も太鼓判を押すところである。
「ブラックニッカ クリアは、もともとどんな食事にも合わせやすいブレンド。その爽快感を際立たせたという意味では、和洋中に関わらず脂っこい料理との相性は抜群です。かといって、さっぱりした料理でも味覚を邪魔することはありません」
どんな料理でも、飲むたびに味覚がリフレッシュされる。料理の味わいを瞬時に高めてくれるのが、ブラックニッカ フリージングハイボールの魅力なのである。
温度と風味の関係について、佐久間氏は以前からセミナーなどで一定の見解を表明してきた。ブラックニッカ フリージングハイボールのように安定した品質は難しいが、ハイボールの味わいを温度管理によって向上させることはできるのだという。
「ハイボールで大事なのは、炭酸がしっかり残るようにすることと、材料がよく冷えていること。冷たく飲むものは、しっかりと冷やしておいたほうが美味しく飲めます。ウイスキーは、直射日光を当てないこと。氷をたっぷり入れたグラスにウイスキーを注ぎ、冷蔵庫でよく冷やした炭酸水をグラスに沿わせてそっと注いでください。こうすることで、炭酸が飛びにくくなり、冷たくておいしいハイボールが楽しめます」
スタートダッシュに成功したブラックニッカ フリージングハイボールだが、この勢いを更に加速させたいとアサヒビール株式会社マーケティング本部の羽賀友行次長は語る。
「ビールや酎ハイなどと並び、ここ数年でハイボールという選択肢が定着してきました。ブラックニッカ フリージングハイボールをより多くの方に体験いただき、この裾野をさらに広げていきたい。氷点下のハイボール体験が、ウイスキーの魅力の新たな発見となることを期待しています」
食中酒として楽しむウイスキーの潜在力を、さらに強く印象づけてくれたブラックニッカ フリージングハイボール。最先端の味覚を、最寄りの取扱店で体験してみてはいかがだろうか。
ブラックニッカ フリージングハイボールの詳しい情報はこちらから。
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