今年も「ブラックニッカ」ブランドの期間限定バーが六本木ヒルズにオープンしている。6月20日から7月7日まで、3つのスタイルでウイスキーの進化を実感しよう。

文:WMJ

 

夏本番に向けて、気温もジリジリと上がってきた。毎年この時期になると、六本木にオープンする「ブラックニッカ」ブランドの期間限定バーを訪ねるのが楽しみだ。2016年には「ブラックニッカ フリージングバー」、2017年には「ブラックニッカ 香るバー」、2018年には「ブラックニッカ ジャーハイBAR」と進化。趣向を凝らしたドリンクとフードで、新しいウイスキーのトレンドを紹介してくれる。

オープニング前のプレイベントには、ウイスキーが大好きだというフリーアナウンサーの宇垣美里さんも来店。3つのウイスキーを味わいながら世界観の違いを楽しんだ。

アサヒビールによると、テレビドラマ「マッサン」で高まったウイスキー人気はまだ力強く伸び続けている。その一方で、まだウイスキーに「小難しい」「何となく近寄りがたい」といった印象を抱いている人がいるのも事実。そんな窮屈なイメージから開放され、もっと自由な遊び心でウイスキー気軽に楽しめるのが「ブラックニッカ」ブランドによる期間限定バーの魅力だ。

60年以上の歴史がある「ブラックニッカ」ブランドは、現在定番の3商品を中心に構成されている。飲み飽きない軽やかな味わいが特長の「ブラックニッカ クリア」、華やかな香りと芳醇なコクが特長の「ブラックニッカ リッチブレンド」、そして甘やかな香りとビターな余韻が特長の「ブラックニッカ ディープブレンド」。それぞれの際立った魅力が、幅広いファン層に支持されている。

今年の期間限定「BLACK 3 STYLES BAR」は、3つの異なる世界観で「ブラックニッカ」を楽しめるというアイデアが斬新だ。「夜は、3つの顔を持つ。」をコンセプトに、クリア、リッチブレンド、ディープブレンドの3商品ごとに異なる3つのテーマを設定。それぞれの個性に合わせた飲用シーンを提案し、テーマごとに6日間ずつ合計18日間にわたって営業する。

3つのテーマでコンセプトが変化

『BLACK 3 STYLES BAR』のコンセプトやおすすめメニューを期間ごとにご紹介しよう。

まず6月20日(木)~6月25日(火)の6日間は、「Clear Nights “EXCITING”」がテーマ。仲間たちと思いきり盛り上がりながら「ブラックニッカ クリア」を楽しめる。おすすめメニューは「ブラックニッカ クリアハイボール スタイニースタイル」(380円)。ハイボールをスタイリッシュなスタイニー瓶で直接飲むカジュアルな感覚はとても新鮮だ。

また6月26日(水)~7月1日(月)の6日間は、「Rich Nights “RELAX”」がテーマ。大切な人と一緒に「ブラックニッカ リッチブレンド」を楽しみながら穏やかに過ごしてみたい。おすすめメニューは、通常価格から100円引きとなる「ブラックニッカ リッチブレンド2杯セット」(700円)。ロック、水割り、ソーダ割り、ストレートから、異なったスタイルで飲み比べてみるのもいいだろう。

ウイスキーとフードのマリアージュも完璧。「ブラックニッカ ディープブレンド」のオンザロックに合わせたフォアグラマカロンが絶品だ。

さらに7月2日(火)~7月7日(日)の6日間は、「Deep Nights “IMAGINATION”」をテーマに展開。 何もかも忘れて、ひとり静かに「ブラックニッカ ディープブレンド」をじっくりと味わうチャンスだ。おすすめメニューは「ブラックニッカ ディープブレンドのロック+フォアグラマカロン」(420円)。フォアグラムースにラズベリージャムを合わせた絶品のマカロンをお見逃しなく。

そして昨年に引き続き、ウイスキーにハーブ、スパイス、フルーツなどを仕込んでソーダで割った「ジャーハイ」にも注目だ。BAR BenFiddich店主の鹿山博康氏が、3種類のウイスキーをベースに開発したオリジナルジャーハイ「シトラス&山椒 クリアハイボール」「スパイス リッチハイボール」「合わせダシ ディープハイボール」を用意している。

今年の期間限定バーには、マガジンハウスの情報誌「BRUTUS」とTBSラジオの番組「アフター6ジャンクション」も協力している。3期間それぞれのテーマに合わせてアフター6ジャンクションの選定による「お酒が飲みたくなる楽曲のプレイリスト」を聴きながら、各テーマに合わせたBRUTUS監修の写真展示を鑑賞できるのも嬉しい。

「ブラックニッカ」ブランド3商品の個性を体験しながら、ウイスキーの新しい可能性に出会う絶好のチャンスだ。