期間限定『ブラックニッカ 香るバー』が六本木ヒルズで営業中

June 23, 2017


2017年6月22日から7月9日まで、「ブラックニッカ」の期間限定バー『ブラックニッカ 香るバー』が六本木ヒルズ内の「ヒルズカフェ/スペース」でオープンしている。初公開の「香りに出逢うグラス」を体験するため、俳優の玉山鉄二さんと女子レスリング選手の吉田沙保里さんが来店した。

文:WMJ

 

東京六本木に、ブラックニッカをテーマにした期間限定バーの季節がやってきた。今年は『ブラックニッカ 香るバー』と題し、ウイスキーの大きな魅力のひとつである「香り」を体感できる趣向が凝らされている。

六本木ヒルズ内の店舗に入ったら、まず展示スペースへと進もう。ここではさまざまな種類の麦芽、樽、原酒が、蒸溜所のビジターセンターさながらに現物展示されている。ウイスキーの香りを決める要素について多角的に学べ、ビギナーにも愛好家にも楽しめる博物館的な空間だ。

「漬込みウイスキーハイボール」(各600円)は、1日各20杯限定商品。「ブラックニッカ クリア」にはイチゴ、「ブラックニッカ リッチブレンド」にはパイナップル、「ブラックニッカ ディープブレンド」にはイチジクを漬込んでソーダ割りにする。爽やかな甘みは女性やウイスキー初心者にもおすすめ。

そして主役のウイスキーは、もちろん「ブラックニッカ」ブランドの香りが存分に楽しめるメニューを組んでいる。季節柄ますます美味しいハイボールは、おなじみ「ブラックニッカ フリージングハイボール」(500円)に加え、「漬込みウイスキーハイボール」(各600円)に注目。これは「ブラックニッカ」3アイテムにそれぞれ相性のよいフルーツを漬込んでおき、オーダーが入ってからソーダで割るカクテルである。1日各20杯限定だが、飲みやすく深みもあって女性やウイスキー初心者の方にもおすすめだ。

そして今回の大きなサプライズが、このたび初公開となる「香りに出逢うグラス」である。開発したのは、アサヒビールの容器包装研究所とニッカウヰスキーのブレンダー室。グラス内の香りを特殊な赤外線サーモグラフィーカメラで可視化し、香りが拡散する濃度や速度を解析しながら形状を検討した。経験豊富なブレンダーの官能試験も経て辿り着いたのは、ありそうでなかったフォルムのグラスである。膨らみのあるグラス下部より、上に向かってすぼまりながら直線的に飲み口へ届く。香りをしっかりと閉じ込める蓋付きのスタイルも画期的だ。

 

バラエティ豊かなウイスキー&フード

 

この「香りに出逢うグラス」の機能を確かめるには、「ブラックニッカ 香りに出逢うセット」(500円)がいいだろう。やわらかな香りとまろやかな味わいの「ブラックニッカ クリア」、フルーティーで華やかな「ブラックニッカ リッチブレンド」、しっかりとした飲みごたえの「ブラックニッカ ディープブレンド」という「ブラックニッカ」3アイテムの香りをはっきりと識別しながら味わえる。

アサヒビールの容器包装研究所とニッカウヰスキーのブレンダー室が共同開発した「香りに出逢うグラス」を初公開。今秋以降はプレゼントキャンペーンやグラス付ギフトボックス商品などで順次展開し、ウイスキーの魅力を引き出すツールとして普及させる予定だ。

ウイスキーは上記「ブラックニッカ」3アイテム(380〜420円)のほか、数量限定で発売した長期熟成原酒ならではの円熟味が特長の「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」(700円、1日限定30杯)や、芳醇な果実味の後に力強いピート香が感じられる「ブラックニッカ クロスオーバー」(550円、1日限定30杯)も味わえる。飲み方はロック、水割り、ソーダ割り、ストレートが選べるが、ロックとストレートはもれなく「香りに出逢うグラス」で提供されるのが嬉しい。

またオリジナルのフードメニューも大きく進化した。チョイスは「ローストビーフのタリアータ」「酒盗と九条ネギのトルティーヤピザ」「帆立ソテーとスカモルツァのカプレーゼ」「海老とアボカドのフルーツトマトのシーザーサラダ」の4種類。いずれもフランベ、マリネ、ソースなどで「ブラックニッカ」を使用し、香り高いアクセントを加えている。ウイスキーと一緒に楽しめば、互いを引き立てあうワンランク上のマリアージュが実感できるはずだ。

 

「香りに出逢うグラス」でブラックニッカの魅力を体験

 

期間限定バーがオープンする前日、2人の特別なゲストが店を訪ねてきた。ひとりはニッカウヰスキーアンバサダーとしておなじみの玉山鉄二さん。そしてもうひとりは、ウイスキーのビギナーだというレスリング選手の吉田沙保里さんだ。

ニッカウヰスキーの佐久間正チーフブレンダーが手引きして、「香りに出逢うグラス」に注いだ3種類のブラックニッカの香りを確かめる両人。毎日ウイスキーを飲むという玉山さんは、プロのブレンダーのように手慣れた様子である。一方の吉田さんは、ひとつひとつの香りに驚きを示しながら自分の言葉でウイスキーを分析してくれた。

「ブラックニッカ リッチブレンドはフルーツケーキみたいですね。ブラックニッカ ディープブレンドはバニラの香りがします」

店内にはウイスキーの香りの要素を「原材料」「樽」「時間の経過」「貯蔵庫の環境/自然」の4つの構成で学べる展示エリアを設置。蒸溜所のビジターセンターにも似た質の高い学びが得られる。

この的確な指摘には佐久間氏も顔をほころばせ、フルーツケーキの香りがシェリー樽由来で、バニラ香が新樽熟成の影響であることを解説。さらに吉田さんはブラインドテイスティングで見事にウイスキーの銘柄を言い当て、会場を沸かせる一幕もあった。

そんな吉田さんに、「ブラックニッカ クロスオーバー」と「香りに出逢うグラス」をプレゼントした玉山さん。最後はブランドアンバサダーとして『ブラックニッカ 香るバー』をアピールした。

「今年の店舗は、まるで自分が樽の中にいるようなウッディな空間。ここでブラックニッカの香りに出会い、ウイスキーの魅力をたっぷりと感じてください」
 

ブラックニッカ 香るバー

2017年6月22日(木)~7月9日(日)
場所:六本木ヒルズ内「ヒルズカフェ/スペース」(東京都港区六本木6-10-1 ヒルサイド2F)
アクセス:東京メトロ 日比谷線「六本木駅」徒歩2分、都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」徒歩6分
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダーはフードが22:00、ドリンクが22:30)
期間内無休
予約不可

 

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