カテゴリ: 蒸溜所

143号 テイスティングコメント 【前半/全2回】
from Issue 143 テイスティング:ローラ・フォスター、マーク・ニュートン 世界のウイスキー業界を代表する評論家が、最近発売された多彩なカテゴリーのボトルを試飲して、詳細なテイスティングノートを作成した。今回紹介する中にも、きっとあなたを魅了する銘酒があるだろう。

プレート式熱交換器のはたらき
ウイスキーづくりは、大量な熱エネルギーを必要とする。ポットスチルの熱効率を最適化し、ウイスキー蒸溜で重要な役割を果たすのがプレート式熱交換器。この脇役的な装置に、イアン・ウィズニウスキがスポットを当てる。

熟成のピークを迎えた原酒を厳選しブレンド
世界的なウイスキーアワードで2冠に輝いた富士御殿場蒸溜所から、プレミアムなブレンデッドウイスキーが新発売されている。モルトウイスキーはもちろん、グレーンウイスキーにもこだわり抜いたユニークなアプローチを世界最優秀賞のキリンのマスターブレンダーが解説。

トマーティン蒸溜所の大躍進【後半/全2回】
ブレンデッド用のバルクウイスキーを主力とする大規模生産から、高品質なシングルモルトウイスキーへと大きく舵を切ったトマーティン。昔ながらの家族的な経営と誠実な方針を守りつつ、未曾有の改革に成功した理由を解き明かす。

トマーティン蒸溜所の大躍進【前半/全2回】
ウイスキーマガジンの「アイコンズ・オブ・ザ・ウイスキー」で、2017年度の「ブランド・イノベーター・オブ・ザ・イヤー」に輝いたトマーティン蒸溜所。1年前には、同「ディスティラリー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したばかりである。躍進の秘密を探ろうとスコットランドに飛んだ。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所のビジターセンターがオープン【後半/全2回】
新しいビジターセンターがオープンして、さらに充実したニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所のビジター体験。ウイスキーファンなら、ぜひ有料プログラムのテイスティングも試してみよう。ブレンダーさながらに複数のキーモルトを味わえば、竹鶴政孝がここに第2の蒸溜所を建設した理由がわかるはず。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所のビジターセンターがオープン【前半/全2回】
国内外のウイスキー人気に後押しされ、今日も大勢の人々が訪れるニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所。このたび、体験型の展示からウイスキーづくりを理解できるビジターセンターがグランドオープンした。斬新なビジター体験と、画期的な有料テイスティングを紹介する2回シリーズ。

ジャパニーズウイスキーの世界が1冊の本に
世界中のファンが、この本を待ち望んでいた。日本のウイスキーの歴史を紐解き、すべての蒸溜所に足を運び、ユニークなバーやカクテルなども網羅した1冊がついに登場。著者のステファン・ヴァン・エイケンに、出版の動機と背景を訊く。

ウイスキーの新天地、タスマニア【後半/全2回】
九州よりも大きく、北海道よりは小さな面積に、52万人が暮らすタスマニア。この静かな島で産出されるウイスキーには、世界のウイスキーを少しずつ変えていく潜在力がある。主要蒸溜所、ボトラー、新進のマイクロディスティラリーの現況をフィリップ・モーリスがガイド。