カテゴリ: 蒸溜所

ヘブリディーズ諸島を旅する【前半/全2回】
スコットランド西岸沖、50以上の有人島からなるヘブリディーズ諸島。モルトウイスキーの生産といえばアイラ島が別格だが、他の島々でも個性的なウイスキーや圧巻の風景が待っている。前半はインナー・ヘブリディーズのアラン島、ジュラ島、マル島を探訪。

コニャックの新しい贅沢を、クルボアジェ<エクストラバガンス>で体験
オレンジやローズの華やかな香りと、フルーティで繊細な味わいの卓越したバランス。4大コニャックのひとつとして世界中で愛されているクルボアジェから、クルボアジェ<エクストラバガンス>が日本でも発売された。パリ黄金時代の贅沢を、モダンでスタイリッシュに楽しめる新しいコニャックだ。

軽やかに舞い上がるグレーン市場(上)
世界でも、日本でも、グレーンウイスキーが脚光を浴び始めている。「もうひとつのウイスキー」の歴史と未来を探る2回シリーズ。第1回は、グレーンウイスキーの基礎知識を学ぼう。

伝説の硬水で仕込んだ、ニューヨーク生まれのクラフトバーボンが日本新発売
ウイスキーブームのアメリカから、日本に初上陸した話題の新鋭ブランド。水源は地元ニューヨーク産、蒸溜器も特注品という正真正銘のクラフトバーボンが「ウィドージェーン」である。

伝道師に学ぶヴィンテージの味わい
スペイサイドのシングルモルトウイスキーのなかでも、特にエレガントなフレーバーで定評のあるのがザ・グレンロセス。ブランド・ヘリテージ・ディレクターを務めるロニー・コックス氏が、東京の神宮前でユニークなテイスティングセミナーを開催した。

開発担当ブレンダーに聞く
新時代の定番「ブラックニッカ ディープブレンド」の魅力
(後半/全2回)
「濃厚なブラックニッカ」を開発せよ。研ぎすました官能評価を軸に、まったく新しいウイスキーへの冒険が始まった。大胆な登用、地道なマーケティング、イマジネーション豊かな試行錯誤から生まれたブレンドに、ジャパニーズウイスキーの未来が見える。

木と共に歩む秩父蒸溜所【後半/全2回】
2008年の設立から5年後、秩父蒸溜所は施設内に自前の樽工房を完備した。希少なミズナラをはじめ多彩な樽材を調達し、オリジナルの樽をつくる能力を手に入れたことから、熟成のバリエーションが飛躍的に広がっている。その長期的な目標を探るロングインタビューの後半。 文:ステファン・ヴァン・エイケン

木と共に歩む秩父蒸溜所【前半/全2回】
新進の蒸溜所ながら、世界のコアなウイスキーファンから熱烈な支持を受けているベンチャーウイスキーの秩父蒸溜所。成功の理由はひとつではないが、重要な鍵は独自の熟成管理にもある。肥土伊知郎社長に蒸溜所のいまを訊く、全2回のロングインタビュー。 聞き手:ステファン・ヴァン・エイケン

ニューメイク、その新しい夜明け(下)
熟成を待たずにボトリングされる「ニューメイク」は、単なる未熟なウイスキーなのか。古来ウイスキーの原型である「ウスケバ」の再来や、新カテゴリー「モルトオードヴィー」の成立も予感させるさまざまなアプローチ。常識を覆す生産現場の声を聞く。 【←前半】 文:テッド・ブルーニング