「ラフロイグ ロア」が数量限定で再発売

August 16, 2017


スモーキーなウイスキーが多いアイラ島でも、特にリッチな味わいで「アイラモルトの王者」と称えられるラフロイグ。その200年以上におよぶ伝統を現代にて具現化したことでかつてない深みを引き出したウイスキーが「ラフロイグ ロア」だ。昨年に引き続き、嬉しい数量限定発売のお知らせ。

文:WMJ

 

アイラ島といえば、海風を感じさせるスモーキーな味わいのウイスキーがすぐに思い浮かぶ。そのなかでも特にリッチな風味から「アイラモルトの王者」と称えられるのが1815年創業のラフロイグだ。チャールズ皇太子が愛飲する王室御用達ブランドとしても知られ、圧倒的な個性で世界中のファンに愛されている。

このたび9月5日より数量限定で再発売される「ラフロイグ ロア」は、200年以上にわたって受け継がれてきたウイスキーづくりのノウハウを、現代にて具現化させたボトル。「ロア」とは、主に口伝で受け継がれる先祖代々の伝統を意味する言葉だ。ジョン・キャンベル蒸溜所長が目指したのは、ラフロイグの真髄と呼べるようなウイスキーづくり。多彩な香味を融合させて、リッチなラフロイグをさらにリッチに表現すべく知識と経験を総動員した。

「ラフロイグ ロア」の香味の鍵となる原酒のひとつは「ダブルマチュアード原酒」である。これはヨーロピアンオークの新樽で熟成した後、ファーストフィルのバーボン樽に移し替えてさらに熟成させたものだ。キャンベル氏によると、かつてのラフロイグはニューメイクをすべてファーストフィルのバーボン樽で貯蔵していた。それがビームサントリー傘下になって以降は、オロロソシェリーのホグスヘッド(ファーストフィルとセカンドフィル)、クォーターカスク(ファーストフィルとセカンドフィル)、一度ラフロイグを貯蔵したセカンドフィル以降の古樽などでも熟成するようになっている。このような原酒の多様性が「ラフロイグ ロア」の重要なピースになったとキャンベル氏は明かしている。

 

この上なくリッチなラフロイグ

 

バラエティ豊かな原酒をマリッジした「ラフロイグ ロア」を実際に味わってみよう。

グラスから立ち上がるのは、まさにアイラ島の海岸を連想させる潮の香り。口に含むと、舌の上でビターチョコレートと唐辛子のようなパンチを感じる。その後からどんどんピート香に甘味が加わり、忘れがたい余韻がいつまでも続く。この余韻は、最大21年の長期熟成原酒がもたらす効果であろう。

トレードマークである薬っぽいピートのスモーク香はそのままに、驚くべき深みと複雑さを備えたラフロイグだ。48%でボトリングしたのは、味覚のバランスがちょうどよく、ノンチルフィルターでボトリングできる度数であるからだと説明するキャンベル氏。この傑出した特長を主張するため、ビジュアルには通常のラフロイグのイメージを反転させたようなダークグリーンのラベルを採用している。

昨年9月に限定発売され、すぐに予定数量を完売した「ラフロイグ ロア」。ファンの要望に応えて、数量限定ながら今年も再会できるのは嬉しいニュースだ。ウイスキーの聖地アイラで脈々と続く200年以上の伝統に思いを馳せながら、真にユニークな味わいを堪能してみたい。

 

 

商品名:ラフロイグ ロア

容量:700ml

希望小売価格:10,000円

アルコール度数:48%

発売期日:2017年9月5日(火)

数量限定

※価格は販売店の自主的な価格設定を拘束するものではありません。
 

“アイラモルトの王”と呼ばれ、世界で最も愛されているアイラモルト「ラフロイグ」の製法やラインナップを紹介したオフィシャルサイトはこちらから。

 

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