料飲店向け限定品「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」が新発売
ジャパニーズウイスキーの真骨頂ともいえる繊細なブレンディング技術で、世界を魅了するサントリーウイスキー。原酒のつくり分けの秘密が垣間見られる「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」が、料飲店向けに数量限定で発売される。
文:WMJ
ジャパニーズウイスキーの人気が、かつてないほどに高まっている。世界中のウイスキーファンが注目しているのは、その繊細で複雑な味わいだ。
シングルモルトウイスキーであっても、ブレンデッドウイスキーであっても、ウイスキーの風味を決めるのは熟成された原酒の品質とブレンディング技術。サントリーウイスキーも、多彩な原酒から精緻なレシピを構築することで理想のフレーバーを実現させている。
昨年の「ウイスキーフェスティバル 2017 in TOKYO」で参考品として公開され、プロフェッショナルやコアなファンの間で大いに話題を呼んだウイスキーがあった。その名も「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」。この特別な新シリーズから、3種類のボトルが料飲店向けに限定発売されることになった。
卓越したブレンディングに用いられる重要なワンピースを、それぞれ単体でボトリングした極めてレアなウイスキー。サントリーのブレンダー室に忍び込んだ気分で、それぞれの原酒を味わってみたい。
原料も蒸溜所も異なる3つの樽出し原酒
3つのボトルは、それぞれ原料も蒸溜所も異なっている。「THE ESSENCE シングルモルトウイスキー 山崎蒸溜所 ピーテッドモルト」は、その名の通り山崎蒸溜所のモルトウイスキーだが、ピーテッドモルトだけを抜き出して味わえるのは貴重。酒齢は12年で、ベリーを想起する甘みと酸味に、やわらかなスモーキー香が特長である。
また白州蒸溜所からは「THE ESSENCE シングルグレーンウイスキー 白州蒸溜所 ライタイプ」が登場。単体でライタイプのサントリーウイスキーを味わえる機会はほとんど皆無だった。酒齢4年で、ライ麦由来の華やかな味わいとスパイシーな香りが特長だ。
そして最後に知多蒸溜所の「THE ESSENCE シングルグレーンウイスキー 知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟(こうじゅく)」。ワイン樽で4年後熟を施しており、軽やかなグレーンウイスキーに独特のフルーティな深みを加えている。酒齢は合計16年で、プラムのような甘酸っぱい味わい、滑らかな飲み口、芳醇な香りが特長だ。
ラベルも特別感たっぷりである。「山崎蒸溜所 ピーテッドモルト」は「創」、「白州蒸溜所 ライタイプ」は「遊」、「知多蒸溜所 ワイン樽4年後熟(こうじゅく)」は「夢」と、それぞれ1文字の墨アートで原酒のイメージを表現している。
いずれもカスクストレングスの樽出し原酒をボトリングした画期的な「THE ESSENCE of SUNTORY WHISKY」。サントリーウイスキーの多彩な原酒のつくり分けに触れ、そこから生まれるウイスキーの奥深さを存分に楽しめること請け合いだ。
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