WBA2018 ワールド・ビア・アワード2018結果発表

今年も世界のビールを対象としたビアコンペティション、ワールド・ビア・アワード（WBA）2018が開催され、世界各国から寄せられた数多くのビールの中から最高賞となるワールドベスト・カテゴリーに9銘柄が輝いた。

 

ワールド・ビア・アワード（WBA）は ワールド・ウイスキー・アワード（WWA）を開催する英国パラグラフ・パブリッシング社が年に1度開催するビールの世界的コンペティションで「Taste」分野と「Design」分野で審査が行われる。
世界各国でつくられるビールの多様性に伴い、これまでペールビールカテゴリー内のスタイルの一つであったIPAが新たにカテゴリーへ編入され、今年から「Taste」のカテゴリー総数が9カテゴリーへ変更となった。

エントリー数は年々増えており、今年は50ヶ国から2,300以上もの銘柄が寄せられ、各カテゴーリーの頂点に立つ9銘柄が決定した。
日本からも106銘柄のエントリーがあり、日本を代表するカントリーウィナーに38銘柄が選ばれた。この38銘柄のうち第2ラウンドで世界のビールを制し最終審査の切符を手に入れたのは5銘柄。しかし、残念ながら今回はこの5銘柄の中から世界の頂点に輝くビールは誕生しなかった。
今回2,300以上のエントリービールの中から見事ワールドベスト・カテゴリーに輝いた9銘柄は下記のとおり。

【ワールドベスト・ビール受賞9銘柄】

「Taste」分野ではビールを大きく9カテゴリーに区分し、さらにカテゴリーごとに設けられたスタイルに細かく分けられ、審査が行われる。審査はすべてブラインドテイスティング（銘柄を伝えずに行うテイスティング方法）にて行われ、各カテゴリーの頂点を決める形式に変更となっている。
第1ラウンドは世界大会に向けた予選である。細かく分けられたスタイルごとに各国のベスト・スタイルとなる「カントリーウィナー」が選出され、世界の強豪と戦う各国の代表ビールが決定する。そして第2ラウンド、ここからが世界の強豪同士が凌ぎを削る世界大会のスタートである。この第2ラウンドでは各国の「カントリーウィナー」を獲得したビールをスタイルごとに競わせ「ワールドベスト・スタイル」が選ばれる。最終の第3ラウンドではこの「ワールドベスト・スタイル」同士を各カテゴリー内で競わせ、晴れて9つの「ワールドベスト・カテゴリー」が決定する。

また、同時に行われた「Design」分野では、ベルギーのケレル「セゾン」がワールドベスト・ビールデザインに輝いた。
 

【ワールドベスト・スタイルを獲得した国産ビール】

＜ラガー　/　Lager＞

 
＜ペールビール　/　Pale Beer＞

 
＜スペシャリティビール　/　Speciality Beer＞

 
＜ウィートビール　/　Wheat Beer＞

【第1ラウンド（日本ラウンド）の結果】

WBA2018の第1ラウンド(日本ラウンド)を勝ち抜き、カントリーウィナー（日本のビールの代表）に選ばれた銘柄。
 
＜ダークビール　/　Dark Beer＞

 
＜フレーバード　ビール　/　Flavoured Beer＞

 
＜アイピーエー　/　IPA＞

 
＜ラガー　/　Lager＞

 
＜ペールビール　/　Pale Beer＞

 
＜スペシャリティビール　/　Speciality Beer ＞

＜スタウト＆ポーター　/　Stout & Porter＞

 
＜ウィートビール　/　Wheat Beer＞

ワールド・ビア・アワード2018の公式ページ（英語版のみ）はこちらから。

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