ISC2014　速報

「第19回インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ（ISC）2014」が発表となった。

ISCはイギリスで開催される世界的な酒類コンペティションである。例年世界各国からウイスキー、スピリッツ、リキュールなど幅広いジャンルでのエントリーがあり、激戦が繰り広げられている。
特にウイスキー部門は、世界のウイスキー蒸溜所のブレンダーやディスティラー・マネジャーなど11名が、エントリーされた400品を超える世界のウイスキーをブラインドテイスティングし、賞を決定するという審査方法を採っている。ウイスキーづくりのプロフェッショナルたちがその卓越した味覚と嗅覚で厳正に品質を評価するため、権威ある賞として認められているのである。

本年、サントリーホールディングス（株）のビーム社買収完了によって5月1日に誕生したビーム サントリー社では、なんと18銘柄が金賞を受賞。
受賞銘柄は以下の通り。

※は日本未発売

金賞を勝ち取った銘柄の中から、さらに最高賞（トロフィー）が選ばれる。こちらの最終結果の発表は、7月14日（月・現地時間）。
過去の結果では、2012年に「山崎18年」「白州25年」、2013年には「響21年」が最高賞を受賞している。また、同時に発表となる「ディスティラー　オブ ザ　イヤー」にも、サントリー酒類株式会社として過去3度（2010・2012・2013年）輝いているので、こちらも気になるところだ。

昨年に続く快進撃どころか、今回はバーボン、カナディアン、スコッチを含むラインナップで更なる攻めの姿勢を見せるビーム　サントリー社。来月の結果発表が非常に楽しみである。

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