ワールド・ウイスキー・アワード2021最終結果
世界各国からエントリーされたウイスキーの中からカテゴリーごとの最高賞を決めるウイスキーのコンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード」。2021年度審査の最終結果をご紹介。
「ワールド・ウイスキー・アワード(以下WWA)」は2001年から2年に1度開催していた「ベスト・オブ・ザ・ベスト」が発展し、2007年より「ワールド・ウイスキー・アワード」として毎年開催をしている他に類を見ないウイスキーのみを対象としたコンペティション。製造者および所有元の明確なボトリングのみを対象に審査を実施している。
2007年からはWWAとして毎年実施され、ベスト・オブ・ザ・ベストの時代より一貫して、銘柄を伝えずに行うブラインドテイスティングで厳正に審査している。また2012年からは、テイスト審査に加えてデザインの審査も実施している。
今年もテイスト分野には世界各国から過去最多となる1,000銘柄以上のエントリーがあり、厳正な審査によって16カテゴリーにおけるワールドベスト・ウイスキーが決定した。なおデザイン分野は、審査がコロナ過の影響を受けたため、後日の発表となる。
ジャパニーズウイスキーは1銘柄が世界最高賞を受賞。『イチローズモルト&グレーン ジャパニーズブレンデッドウイスキー リミテッドエディション2021/株式会社ベンチャーウイスキー』がワールドベスト・ブレンデッドウイスキーリミテッドリリースに輝いた。このリミテッドエディションは、2018年より連続で4回目の受賞となる。
ジャパニーズウイキーは初開催以来、常に世界最高賞を受賞している。
World Whiskies Awards 2021 [Taste] Final Results
※WWAにおける、ジャパニーズウイスキーの基準は、日本で蒸溜および熟成されたウイスキーの構成比率(容量ベース)が50%を超えていることです。