カテゴリ: テクノロジー

カスクと2次熟成の科学
ウイスキーを熟成するカスク(樽)の種類は年ごとにバラエティを増し、2次熟成やフィニッシュに使用されることで多彩な原酒を用意することができる。モルトウイスキーの風味に、カスクが与える影響のメカニズムをおさらいしよう。

開業直前レポート(2):三宅製作所で、津貫蒸溜所のスチルが完成間近【後半/全2回】
バーナーで熱して、ハンマーで叩く。滑らかな曲面が生まれ、パーツが完成していく。日本のウイスキーづくりを支えてきた三宅製作所高崎工場で、津貫蒸溜所に納品する主要な設備の製造に立ち会った。

開業直前レポート(2):三宅製作所で、津貫蒸溜所のスチルが完成間近【前半/全2回】
マルスウイスキーで有名な本坊酒造が、本拠地の鹿児島で「津貫蒸溜所」を設立する。開業に向けてスチル製造がおこなわれている群馬県高崎市の三宅製作所を、ステファン・ヴァン・エイケンが訪ねた。

代替穀物がウイスキーを変える【後半/全2回】
同時多発的なイノベーションが進行するアメリカのウイスキー業界。原料のバリエーションを増やすことで、新しいレシピが無限の可能性を垣間見せてくれる。大規模メーカーを巻き込んだ開発レースから目が離せない。

代替穀物がウイスキーを変える【前半/全2回】
かつてバーボンという独自のウイスキーを生み出したアメリカで、代替穀物(オルタナティブ・グレーン)を原料にした新世代のウイスキーが注目されている。小規模メーカーが主導するイノベーションの最前線を、ライザ・ワイスタッチが2回に分けてレポート。

角度で変わる、ライパイプの役割
ポットスチルとコンデンサーをつなぐライパイプは、ラインアームとも呼ばれている蒸溜用の設備。その長さや角度は、ウイスキーの風味にどのような影響を与えるのだろうか。蒸溜時の化学的なメカニズムを解き明かす。

ビールとウイスキーを分けるもの【後半/全2回】
原酒の性格に決定的な影響を与えてしまう原料選びや発酵工程で、リスクの高い実験をするのは勇気がいる。それでも古来の技法を現代に取り入れながら、新しいウイスキーのフレーバーを生み出そうとする人々が増えてきた。原料と発酵をめぐる、ウォッシュの冒険は続く。

ビールとウイスキーを分けるもの【前半/全2回】
麦芽に温水を加えて糖分を引き出した「ワート」に、酵母を投入することで始まるアルコール発酵。できあがった「ウォッシュ」(もろみ)は、ビールの原型でもある。このビールを蒸溜すれば、ウイスキーになるのか? 素朴な疑問から、ウイスキーの歴史が解明されていく。

ブラックニッカ フリージングハイボールを味わう【後半/全2回】
取扱店でしか味わえない、ブラックニッカ フリージングハイボールの美味しさを体験する。そこには進化する食中酒とも呼ぶべきウイスキーの新たな可能性が宿っていた。

ブラックニッカ フリージングハイボールを味わう【前半/全2回】
ハイボール文化の発信地である日本から、ウイスキーの世界をまたひとつ広げてくれるテクノロジーが誕生した。約1年間の「ブラックニッカ フリージングハイボール」の実績を振り返りながら、その新鮮な魅力を再検証してみよう。