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蒸溜所とボトラー、どっちがエラい?
ウイスキーのビッグイベントが相次いだ2015年9月の東京。英国から有名蒸溜所の代表者が続々と来日し、ジャパニーズウイスキーの重要人物も一堂に会した。そんなイベント内でのトークで勃発したのが「蒸溜所とボトラーはどちらがエラいのか?」という論争。互いに一歩も譲らない激論の軍配やいかに。 文:WMJ
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最古参ボトラーの非常識マーケティング
ケイデンヘッドは、1842年にアバディーンで創業したスコットランド最古のインディペンデント・ボトラー。1972年にスプリングバンク蒸溜所を所有するJ.&A.ミッチェル社の傘下に入り、現在はキャンベルタウンを本拠地としている。イベントに合わせて来日したマーク・ワット氏に、そのユニークな市場戦略の内情を聞いた。
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開発担当ブレンダーに聞く 新生「シングルモルト宮城峡」の魅力(後半/全2回)
新しいニッカのシングルモルトには、これまでのように熟成年数が表示されていない。急激な需要増大による原酒不足だけが理由なのか。「シングルモルト宮城峡」の開発に携わった綿貫政志主席ブレンダーが、ウイスキーファンの疑問に正面から答える。 【←前半】
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ウイスキーの冒険者 ビル・ラムズデン博士に訊く
この約20年、革新的なウイスキーで世界を驚かせてきた稀代のイノベーター。グレンモーレンジィとアードベッグの蒸溜・製造最高責任者を務めるビル・ラムズデン博士に、その発想力の秘密を訊ねたウイスキーマガジン独占インタビュー。
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開発担当ブレンダーに聞く 新生「シングルモルト宮城峡」の魅力
ニッカの新しい「シングルモルト宮城峡」が、発売と同時に大きな反響を呼んでいる。蒸溜所のポテンシャルを総動員し、史上もっとも宮城峡らしいフレーバーを完成させた設計者が綿貫政志主席ブレンダーだ。開発の裏話から、ニッカの戦略が見えてくる。(前半/全2回)
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“風香るハイボール”に出会う秋
実りの秋がやってきた。食事もウイスキーも、いっそう美味しく感じられる季節である。新しいサントリーウイスキー「知多」で作った“風香るハイボール”を一足先に味わうため、六本木ヒルズの期間限定ラウンジを訪問する。待っていたのは、和食とウイスキーの新鮮なマリアージュ体験だった。 文:WMJ
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忠実なファンに届いた、ザ・マッカランからの贈り物
9月1日に発売された、ウイスキーファン羨望のボトルが2つ。「ザ・マッカラン Mデキャンタ」と「ザ・マッカラン レアカスク」は、共にザ・マッカランによるフレーバーへのあくなき追求から生まれた記念すべきリリースだ。夢のようなテイスティングが待っていた、新発売記念パーティーのレポート。 文:WMJ
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ニューメイク、その新しい夜明け(下)
熟成を待たずにボトリングされる「ニューメイク」は、単なる未熟なウイスキーなのか。古来ウイスキーの原型である「ウスケバ」の再来や、新カテゴリー「モルトオードヴィー」の成立も予感させるさまざまなアプローチ。常識を覆す生産現場の声を聞く。 【←前半】 文:テッド・ブルーニング